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# とりあえず2巻までから作成 #### イリーガル・テクニカ カイタ=クロネッカ=セト 回避, よぉし 回避, ……来たな 回避, 舐めてもらっちゃ困るんだよね 回避, ――遅い! 回避, ――嫌だね! 回避(対オウェイン=リース), おじさん、あいかわらず元気そうでなによりだねっ! 回避(対オウェイン=リース), いいかげんあきらめて、帝国に帰れば!? 回避(対オウェイン=リース), ちょっとおじさん! 人生引き際が大切だよ? 回避(対オウェイン=リース), いいかげん大人げないよ! おじさん! 回避(対オウェイン=リース), …………あんた、いちいち暑苦しいよ? そういうの嫌いなんだよね ダメージ小, …………はあ? ダメージ中, ――まずいな ダメージ中, くぁっ……! ダメージ中, ちぇっ! 意外と手強い……! ダメージ大, なにっ……!? ダメージ大, しまった……! ダメージ大, ぐうっ……! ダメージ大, ――やばい……! ダメージ大, 冗談じゃない……! ダメージ大, くそっ……! ダメージ大(対強敵), さすがだな…… ダメージ大(対ユディト=ベーメ), やるなあ、オバさん…… 攻撃, もらった! 攻撃, ――ビンゴ! 攻撃, こンのォッ……! 金色の翼, 本当はこの隠し技は、使いたくなかったんだけどね 金色の翼, 一度使うと、回収が面倒なんだよね、コレ 出撃(ナトリウム), さあ、出番だよ、お嬢さん ヴィンデ=シュテルク 回避, させねぇよ、そんなこと 回避, へへ、わくわくすんなあ! 回避, ひゃっほぅ! 回避, おおっとぉ! 回避, っしゃあ! ダメージ中, ちっくしょう、やらせるか! ダメージ大, うわ、やばい! マジでやばい! 攻撃, ごくろうさん 攻撃, どけどけーっ! 射撃, やってやろうじゃん #### モゴロン トニオ(イリーガル・テクニカ) ダメージ中, てめえっ! 好き勝手しやがってえっ! ダメージ大, くっそぉ……! ダメージ大, うぁっ!? 攻撃, ここから出て行けぇっ! 攻撃, うおぉぉぉっ! #### アヴァロン帝国 オウェイン=リース 回避, ふん、分をわきまえるがよかろう! 回避, よし! ダメージ小, 愚か者め! ダメージ小, ちっ! ダメージ中, ぬっ!? ダメージ中, おあっ!? ダメージ中, ――まだまだァァァッ! ダメージ中(対カイタ=クロネッカ=セト), うぬっ! 小僧がっ……! ダメージ大, ――いかん! ダメージ大, うぬ……っ! ダメージ大, お……おのれ! ダメージ大, ――なんだとォッ!? ダメージ大(対カイタ=クロネッカ=セト), ――それでこそ我が宿命の敵手! 破壊, なっ…・・・なにぃ~っ!? 射程外, ややっ! いつの間にあんなところに! 待たぬかーっ! 射程外, 逃げるなァァッ! 卑怯だぞ! いざ尋常なる勝負をぉっ! 攻撃, くぉおおおおおおおッ! 攻撃, しゃあァァァァァッ! 攻撃, いざっ! 攻撃, 取ったあァァァァッ! 攻撃(対ナトリウム), ついに捕まえたぞ、“ナトリウム”! 攻撃(対カイタ=クロネッカ=セト), カイタ・クロネッカ・セト! ともに死力を尽くし、心おきなく戦おうぞ! ユディト=ベーメ ダメージ小, 痛い目を見たいようだね! ダメージ中, ――なに……!? 破壊, ――馬鹿な! 破壊, なんて機体だ……! 織り糸, この“スカーレット・アラクネー”の織り糸から逃げられるとでも思ってるのかい! レイフ(イリーガル・テクニカ) ダメージ中, うおっ!? ダメージ中, やるなァ! だが、まだまだァ! ダメージ中, ちっ! ダメージ大, うっそォ、マジかよ~? ダメージ大, なにィィッ!? 破壊, …………ありゃ? 射程外, てっめえぇ! 待ちやがれぇぇっ! 射程外, ああ、めんどくせえ…… 射程外, てっめえぇ! そんなのありかよ!? 攻撃, 行くぜ! 攻撃, そォリャァァッ! 攻撃, てめえらァ! 調子に乗るんじゃねェェェッ! 攻撃, うりゃァァァァッ! 攻撃, おらおらァ! そんな踊りじゃつかまえちゃうぜェ? 攻撃, そこだ! 攻撃, もらったァ! 攻撃(対ナトリウム), しっかし想像以上の美人ちゃんじゃねえの、“ナトリウム”! たーっぷり可愛がってやるぜ! 攻撃(対ナトリウム), よォし! つかまえたぜェ、べっぴんさん! 攻撃(対ナトリウム), いけよ! べっぴんさん! ゴドフリー(イリーガル・テクニカ) ダメージ小, 正面からぶつかってくるとはな…… ダメージ中, くそ! こいつ! ダメージ大, こいつ、けっこうなパワーだ ダメージ大, なんだとォッ!? 破壊, 姐さん……すまん…… 射程外, ちっ! 間の悪い! 攻撃, でェェェェイ! アヴァロン帝国騎士(ザコ) 回避, やったぞ! ダメージ小, そんな攻撃で、帝国の$(機体名)とやり合う気か!? ダメージ中, ちっくしょう! ダメージ中, 貴様ァ! ダメージ中, このッ……! ダメージ中, くそッ! なんだこれは!? ダメージ大, なにぃ!? ダメージ大, うおぁっ!? 破壊, しまった……! 破壊, な……なん……!? 破壊, ――バカな……! 射程外, 手間とらせやがって……! 射程外, ええい、ちょこまかと! 射程外, ちっくしょう! どこだ!? 射程外, くっ……貴様おれを愚弄するか! 射程外, きっさまァ! 射程外からとは、卑怯な! 攻撃, ――逃がすかよ! 攻撃, このォッ! 攻撃, 引導を渡してくれる! 攻撃, この獲物はおれがもらった! 攻撃, もらったァ! # そんなちゃちな機体でぇっ! # この、田舎者がぁっ! # 田舎者はおとなしく、馬にでも乗ってりゃいいんだよ!
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{イリーガル・レプリカ迎撃指令…クリナーレ編} アンダーグラウンドの帰り。 イリーガルを破壊をするためにアンダーグラウンドまで行ったのだが、結局敵とは遭遇せず、帰るはめになった。 そして今現在はアンジェラス達と一緒に車に乗って家に向かって帰ってるわけだが…。 「あーもー、今日は何にも無くてつまらなかったな~」 俺の頭の上で仰向けでゴロゴロしながら不満足そうにフル装備したクリナーレが言う。 あのさ、せめて装備を解除してから頭に乗れよ。 悪魔型の武装品はゴツゴツしたものばっかりだから、頭に当たって痛いんだよ。 それに重い。 「姉さん、お兄ちゃんが困ってます。すぐに降り方がいいですよ」 クリナーレの妹、フル装備したパルカが俺の左肩に飛び乗って言う。 更に重りが…。 でも、肩ならまだ大丈夫。 それにもっと言ってくれ。 この貧乳姉にガツンと一発。 「だって、アニキの頭は気持ちいいだもん」 頭が気持ちいい? どんな感触で気持ちいいだど言うのだ。 俺の髪の毛は剛毛で更に量も多いから頭の皮膚に直接触れる事はできないはず。 まぁそんな細かい事はどうでもいいか。 「でもお兄ちゃんが…」 「アッ!もしかしてパルカ、ヤキモチ?」 「エェッ!?」 クリナーレに言われて左肩で慌てるパルカ。 お前もフル装備してるんだから暴れないでくれ。 痛いんだから。 「そ、それは…ちょっとは嫉妬します…」 「じゃあさ、一緒にアニキの頭の上にいよーよ」 「…じゃ、じゃあ、おじゃましますね」 「ちょっと待て!なんでそうなる!!」 俺はパルカが頭の上に乗る前に怒鳴った。 これいじょう乗っかれると困るからだ。 ここはなんとしても説得しないと! 「ワリィなパルカ。別にパルカの事が嫌いだから『乗るな』、て言ってる訳じゃないんだ。ただこれいじょう乗っかれると運転しづらくて困るだよ」 「やっぱりそうなんですね…ごめんね、お兄ちゃん。私、お兄ちゃんが困っている事を分かっていながら乗ろうとしちゃった…」 「解ってくれてるないいよ。パルカは優しいな。この優しさを少し見習えクリナーレ」 「ボクはいつでもアニキに優しいよ」 なに言いちゃってくれてるんだよ。 今この状態に優しさのカケラも無いじゃないか。 寧ろ、優しいのは俺の方だ。 なんせ運転中にも関わらず、お前は無断で俺の頭に乗ったんだからな。 俺は大人だから多少は我慢してやったが、もう無理、限界だ。 「クリナーレ、今から拾秒数える。それでもテメェが頭に居たら、車を左右に車線を変えて振り落とすからな」 「エー!そんなのズ~ル~イ~!!」 「ズルイもヘチマの頭もねぇーだよ。拾、九、八」 「わ、分かったよ下りるから止めてよね」 「七、六、伍、四」 ズカン! 「オワッ!?」 「キャー!」 突然、車が揺れた。 右の方から衝撃があったのでハンドルを右にきりバランスを保つ。 衝突したのかと俺はすぐさま辺り見回したが、他の車などなかった。 じゃあいったい何がぶつかって…。 「ダーリン!あいつは!?」 「!? イリーガル!敵か!!」 後部座席に座っていたルーナが2時の方向を人差し指で教えてくれた。 指し示した先には悪魔型のストラーフが飛んでいた! 畜生、いつの間にこんな近くに接近されていたんだ!? 「!? ご主人様!左にハンドルをキってください!!」 「オウッ!」 ボカーン! アンジェラスの指示のおかげで敵の攻撃を避ける事ができた。 しかしこのまま逃げ切れるとは思えない。 あのストラーフはピッタリの俺の車に追いついて来てるのだから。 …どうする。 この高速運行中でバトルするには難しい。 しかも相手はイリーガルだ。 高速でもバトル出来るのはアンジェラスとルーナだけど、今回は俺の運転の補佐をしてもらいたい。 アンジェラスとルーナは的確に相手の行動が読み取れるから、次の攻撃を予測し俺に指示し運転してる俺が指示通りに敵の弾を避ける。 だから今回はクリナーレかパルカをどちらか選ぶしかない。 「お兄ちゃんー!怖いよー!!」 「クッ!?」 パルカは俺の腹辺りで必死でしがみ付き泣く。 最初の攻撃で完全に怯えてしまったのか。 こうなってしまったパルカは戦闘に出す事は出来ない。 となると…クリナーレ! 「クリナーレ!隣の席にあるアタシュッケースを開けろ!!」 「はい!」 クリナーレはすぐさま隣の席に置かれていたアタシュッケースを開く。 そこに入っているのは…。 「こ、これ…アニキ。まさかこれを使うのか?」 「あぁそいつの名はストレガだ。まだ実践では使った事はないが、重量系でも強いお前なら使いこなせるはず!」 「分かったよ、アニキ!丁度、最初に攻撃されて腹が立っていた頃だしね!!」 「その意気だ。今装着しているDTリアユニットGRAVITY外してストレガEXバージョンで装着し俺の車周辺で敵を撃墜してこい!」 「ガッテン承知!」 クリナーレはDTリアユニットGRAVITYをガチャと外しストレガEXバージョンを装着する。 そのあいだ俺は窓を全開にし出撃しやすしとく。 「装着完了!行って来るよ、アニキ!」 「期待してるぞ!お前に力を存分に味あわせてこい!」 バヒューン! ストレガEXのブーストを全開して運転席の窓から飛び出すクリナーレ。 後はアンジェラスとルーナの指示に従い運転するだけだ。 「アンジェラスとルーナは敵の弾道を予測し俺に指示しろ!」 「「はい!」」 さぁ高速でのバトル開始といきますか! クリナーレの視点 ボクは運転席の窓から飛び出すと夜の高速道路の世界が広がっていた。 そしてすぐに旋回しアニキの車周辺を飛び回るっているイリーガルを発見した。 見てろよー、今回のボクは一味違うだから! 「デヤー!」 ブースト全快にしハイスピードで敵に突っ込む。 そのまま両手に持っているホーンスナイパーライフルで狙い。 バンバンバンバン!!!! 連続で撃つ! 「ン!?」 敵はこちらに気がついたのか、右手に持っているシュラム・リボルビンググレネードランチャーを捨て、アニキの車に接近していたのを止めて回避移った。 ボクが撃った弾はハズレ高速道路のアスファルトに命中し穴ぼこが5、6出来る。 「…何するのよ」 「お前こそアニキによくも攻撃してくれたな!只で済むと思うなよ!!」 「そう…私の名前はスウ。よろしく、そしてサヨウナラ」 ギューン! スウと名乗ったイリーガルのストラーフはボクに突撃してきた!? しかも速い! リロードが間に合わない! 「…バイバイ」 「こんのぉーーーー!!!!」 ガキャン! スウはモーニングスターを振り下ろしてきたのでボクは二丁のホーンスナイパーライフルで防ぐ。 けどモーニングスターの衝撃によってホーンスナイパーライフルはバキバキに亀裂が入ってしまった。 これはもう使い物にならない。 ビキビキ、バキーン! とうとう亀裂が激しくになったために粉々に砕けるホーンスナイパーライフル。 このままじゃマズイ! 一旦、後退し再びアニキの車に接近する。 「…逃がさない」 「しつこい奴は嫌われるよ!ボクはもう嫌いだけどね!!」 ボクはアニキの車の屋根、ルフと言われた場所に着地しようとする。 ストレガEXの足も出し、準備万端。 華麗に着地! ガション! メキョメキョ!!!! 着地の衝撃とストレガEXの重量でルフがヘッコム。 しかもかなり深く。 「ギャーーーー!?!?俺の車がーーーー!?!?!?!?」 何やらアニキが叫んだ声が聞こえたけど…今はバトルに集中集中。 この状態ならアイツを使う事も出来るしね。 「ネメシス、こい!」 <応!呼ばれて飛び出てジャジャジャーン!> 右手に召喚されながら張り切った声で間抜けセリフを言うネメシス。 もうちょっとカッコ良く登場できないのかな、このお調子ものは? <今回は主と同じ同型かぁ~、ちょっと後味悪いぜ> 「何?もしかしてボクと同じ顔をしてるから、ボクを倒す感じでイヤなの?」 <まぁーな> 「乗り気じゃんくてもバトルするの!いくよ、ネメシス!!」 <はいよ!我が主!!> 突っ込んでくるスウにネメシスを向け攻撃態勢入る。 相手をひきつけて叩斬ってやる! そのためにまずはGRAVITY FIELOを張らないと! 「GRAVITY FIELO、展開!」 <………> だが、GRAVITY FIELOは展開されなかった。 何で!? どうして!? <主よぉ…> 「な、何よ!」 <主が今装着してるのは創造主が作ったストレガEXだよな…> 「だから何よ!」 <まだ気づかないのか?GRAVITY FIELOが使うためには主専用のリアパーツ、DTリアユニットGRAVITYが必要なんだよ> 「…あっ!?」 そうだった! 今はストレガEXを装着中だからGRAVITY FIELOは使えないだったー! 「…隙だらけ」 <主、危ねぇー!> 「エッ!?」 スウが再びモーニングスターでボクを叩こうとしていた。 でも危険を感じたネメシスが勝手にボクの右手動かし。 ガリガリ! モーニングスターを防いでくれた。 お互い当たった瞬間火花が散る。 でもボクは無理な体勢で攻撃を受けたためにバランスを崩してしまった。 そのままバランスを崩してまま。 「うわ~~~~!?!?」 ゴロゴロとボンネットの方まで転がり落ちる。 その度にストレガEXの重量せいでアニキの愛車に傷をつけてしまう。 そしてボンネットの中央部分で転がってしまい、ボクは立ち上がるためにネメシスを杖がわりにボンネットに突き刺し、さらにストレガEXの足を立たせる。 ザシュ! ボコボコ! 「ギャーーーー!?!?ルフの次はボンネットかぁ~~~~!!!!」 再びアニキの叫ぶ声が聞こえた。 でも今はアニキにカマっていられない。 今はバトル中なんだもん! 「もう許さない!ネメシス!!敵をもう一回ひきつけるよ!!!」 <でもどうやってだ?> 「こうするのよ!グラビティーフォトンビーム!!」 スウに目掛けてグラビティーフォトンビームを撃つ、勿論スウは避けようとするが。 「…!…動けない!?」 そりゃそうだよ。 グラビティーフォトンビームは柔軟性が無いビームだけど敵をひきつけそのままビームに巻き込む性質があるのだから。 今回ボクはその敵をひき付けるビームの属性使ったまでの事。 そしてトドメは。 「オリャー!」 <ライトニングストライク!> ビュン! ズバッ! 「カハッ!?」 スウはボクに投げつけられたネメシスに見事に命中。 スウの胴体に深く突き刺さったネメシスの攻撃にスウはひるむ。 ボクはブースト全快でスウに突っ込み、ネメシスを再び掴んだ後そのまま空高く飛ぶ。 風圧とスピードでズブズブとスウの体内にめり込んでいくネメシス。 でもボクは更に力を入れ、更に奥へとネメシスを突っ込む。 それがライトニングストライクという攻撃。 「…ま、負け、か…」 「そうだよ。アンタの負けだよ!」 「…でも、私が負けたぐらいで…次の奴が来る」 「次が来たらまた倒せばいい。それだけの事!ハァアアアアーーーー!!!!」 力を振り絞りスウの身体をそのままネメシスが突き破った。 その瞬間、スウの身体が光しだした。 「…あなたも…道連れ…」 「ッ!?」 気づいた瞬間、スウは爆発した。 ボクを…巻き込んで。 …。 ……。 ………。 「!? クリナーレー!」 目を開けた瞬間、ボクの目の前にはアニキの顔があった。 でもなんで目が赤くなっていたのか分からない。 背中の感触から体温感じたボクはアニキの両手に抱かれている事が分かった。 そしてその周りにいたのはアンジェラスとルーナと…ボクの妹、パルカ。 「姉さんの馬鹿!なんであんな無茶したのよ!!」 「え?無茶なんかしてないよ」 「無茶よ!無茶苦茶すぎよ!!あの爆発で姉さんが死んじゃった、て思っちゃったんだから!!!」 パルカはボクに抱き着きながら泣いてしまった。 「クリナーレはお姉さんなんだから妹を泣かせてどうるのよ」 「まったくもってそうですわ」 アンジェラスとルーナも怒ってるみたいだ。 そんなに心配かけせちゃったかな? 「おい、クリナーレ」 「あ、アニキ…ボクは…」 「無事でなによりだ。家に帰り次第メンテナンスするぞ」 アニキは少し低い声でボクに言ってくれた。 でもなんで少し鼻声なんだろう? 「あの…さぁ」 「なんだ」 「ストレガEXを壊しちゃって…ごめんなさい」 「………」 身体の節々が痛くて倒れたままの状態で謝る。 確かにちょっと無茶しちゃったかもしれない。 「あの爆発で咄嗟に回避行動に移り、ストレガEXを壁にして爆発を防いだんだろ。気にするな」 「アニキ…」 「それより俺はお前の方が大事だ。高速道路での無茶なバトルをさせてしまい、テスト段階だったストレガを使わせて悪かった。許してくれ」 「…アニキは何も悪くないよ」 「………クリナーレ」 「こんなにボクの事を心配してくれる皆が居て、そしてアニキが居る。それだけでボクは嬉しいよ」 「…ケッ!言ってくれるじゃないか」 「それと最後に…アニキ…」 「あぁ?」 「アニキの車をべコベコにヘコませちゃって、ごめんネ」 「…お前の身体を完全に回復させてから思う存分に説教してヤるから安心しろ」 「アハハハッ…」 アニキはボクとパルカをそのまま暖かい両手で抱え込み車に乗り込む。 アンジェラスとルーナをアニキの右肩にいたので抱え込む必要がなかった。 今回はボクはボロボロにされちゃったけど、なんとか勝てた。 でもボロボロになってかけがえのない思いが理解できた。 それは…ボクは皆から愛されている事。
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虹裏神姫キャラ全集 虹裏神姫から派生したキャラを紹介しています。 << 神姫の派生キャラクター >>あんヴぁる すとラふ イエちゃお・ナスちゃお パトりん ばかりん わふりん はなこ 朝花子 砲め子 ほうほう えうえう SANAGI ぐらたん かみのしもべ 白シス子 黒ゴマプリン << 神姫の派生キャラクター >> あんヴぁる 量産型とも呼ばれる神姫のような何か。紙粘土製あるいは紙製。 さらには神姫が搭乗可能なタイプが出現。鳴き声は「サケー」。 そのもちもちしたボディから溢れる母性で白子一家のお母さん的な存在に。 すとラふ 黒子の簡易生産型。要するに水増し分。こちらも紙製や紙粘土製。「シロコー」と鳴く。 なんだかよくわからないがいろんな道具の役を果たせるらしい。 イエちゃお・ナスちゃお 「さあ今日もがんばって働きましょうです」 「めんどうくさいからこの場でしょb治療していい?」 働く神姫一組目。度が過ぎたHENTAIをイエピーで搬送、 白い壁の病院で治療し武装紳士に更生する看護士仕様のまおちゃお。 その役割によって呼称が二通りあるものの本体の仕様は特に変わらない。 最近患者の増加で病室が限界なのかその場で処分…じゃなくて治療を施すことも。 パトりん 「パトりんです!ドーナツください!」 働く神姫二組目の警察仕様はうりん。普段は各地域の治安にあたり、 度の過ぎたHENTAIオーナーの逮捕が主な仕事。 各部署に存在し複数人で出動するが、大体において返り討ちにされ(※犯罪です) はうりん同様ひどい目(※犯罪ですったら)に遭ってしまう。 最近はすぐに仕事をサボってドーナツやプリンを食べようとする駄犬ベースタイプが主流。 基になるはうりんによって行動やスレ内での扱いが変化する。 指揮官タイプのパト凛も存在する。 ばかりん 「ごしゅじん あそぼ あそぼ」 通称駄犬。datの駄犬とは別固体。 某こーぎーの如くお馬鹿で幼稚なはうりんで、少し寂しがり屋さん。 まおちゃおの様にひらがなで喋るが、少したどたどしい。 わふりん 「わふん!わふん!」 はうりんの簡易体と思われるが詳細は不明。 白子家のペットでえうがどこからとも無く拾ってきたらしい。 散歩などの世話は主に妹んしぇさんが行っている。 はなこ 「しょくしゅちんあつー(モゾモゾ」 派生キャラだが、imgで花子と言ったら大抵こちらを指す。 別名「ハナコ・シンキモドキ」「花子G」 ぽるぽるのイラストより誕生した花子に似た「何か」 ぎたいさんの一種とも言われるが、その正体は不明。(ゆえに花子G) その旺盛な食欲で、HENTAI達とまおちゃおを混乱と恐怖に陥れた。 どこぞの怪獣も混じったらしく仙台を壊滅させるのが趣味。 最近は本来の花子との境界がなくなりつつある。 朝花子 花子の派生キャラで朝からマスターに代わり働いて生活費を稼ぐ。 マスターに一方的に話しかけるようなスレ本文で始まりそのまま仕事へと出かける。 ひょんなことからマスターは実は死んでいるんじゃ?とかよくない噂が聞こえてくるが 朝花子は今日も懸命に「お仕事」をこなして生活費を稼ぎ 実家のお母さんからの仕送りで朝ごはんを作る。 いまわかってることだけでもメガ素体だとか風俗関係で働いているらしいとか 月収は30万以上だとか少なくとも生活に不自由はないらしいこと。 砲め子 砲子の派生キャラ。やおいをこよなく愛しその頭の中身は常にカップリングを考えている。 元々は一発屋的なキャラだったが、なぜか最近復活した。 しかし出番はあまり多くないようだ。 ほうほう えう、ふぃぎゅに次ぐ第3の幼児神姫。「~っちゅ」と語尾につけて喋る。 ものすごい寸胴体系。 砲め子と同じく最近になって復活したが、やっぱり出番はあまり多くない。 えうえう 「えうー、えうえうー(ママー、ごはんー)」 派生キャラだが、imgでエウクランテと言ったら大抵こちらを指す。 初起動時に見た白子を母親として慕い、後をついていくロリタイプの鳥子。 白子と一緒にお風呂に入ったり、お出かけしたりするのが大好きらしい。 この子をいじめると白子一族からタコ殴りにされるので注意が必要。 ふぃぎゅと仲が良いが、彼女の熱視線にはまだ気付いていない。 ある意味母親に恵まれてる? 昔は幼女なりに会話できていたが、最近は「えう」だけで全てを表現するえう語が中心。 1羽でえうー 2羽でええうー 3羽そろえば 牙をむく SANAGI ランちゃんが脱いだはずの蛹にプットインした姿とも別固体とも言われている。 似た人によって立体化されている。 ぐらたん 似た人のイラストから生まれたグラ姉のSDキャラ。 のはずだったが、いつのまにやらグラ姉の妹(幼生体?)キャラに。 グラ姉と同じくプリンに目がない。 かみのしもべ あんヴぁるやすとラふと同じような簡易量産型の神姫でダンボール製。 夜な夜なシス子のためにダンボールを集めて、白子家の庭先へ置いて行っているという。 えうを乗せて走る個体も。 箱状になっているので他の神姫が被ることもできる。 白シス子 シス子の派生キャラでシス子が白子を天使様として崇拝しているのに対して 妹りんを堕天使様と呼んで崇拝している。 シス子と髪型が逆になっている(片目が前髪で隠れてる)のと服装が全体的に白いのが特徴。 最近では同人作家属性が付いているとかいないとか。 よく砲め子と一緒に同人案を練っている。 シス子の双子の姉妹という噂…。 黒ゴマプリン ブライトフェザーの簡易型であんヴぁるやすとラふなどと同タイプと思われる 鳴き声が「マナマナー」。 謎がとにかく多い、妙に躍動感あふれる動きをする。 見たら社会的に死ぬ系の珍生物。 ナス子さんの中の人という噂もある。 同デザインの尿瓶や大人の玩具も存在するらしい。 ある意味はなこ並に危険な神姫。
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3ページ目 近所のローソンが見えた。 しかし看板に明かりがない。 普通早朝は看板をライトアップするものでは無いのか? 疑問を押し殺して俺は店へと入った。 …おかしい。 入店チャイムは鳴った筈だが、店員も客も1人もいない。 まさかとは思うが店員が奥でうたた寝でもしているのか? 無防備すぎる。 万引きも強盗もやりたい放題ではないか。 しかし俺はとりたてそこまでしようと思わない。 昆布のおにぎりとペットボトルのコーラをレジに起き、「あのー、レジお願いします」と大声で叫んだ。 …しかし、店員は出てこない。 通常、深夜でもコンビニには二人以上の店員がいる筈だ。 というのも、大学生の頃にこのコンビニで深夜のバイトをしていたから解る事だ。 だが、一人も姿を見せない。 …呆れた。 どんな根性をしているんだと自分の中で顔も知らない店員を怒鳴り付け、当て付けと言わんばかりに商品をレジに置きっ放しで外に出た。 その時、違和感の正体に気付いた。 いや、もっと早く気付くべきだった。 東京のそれなりに開けた街のはずなのに、人っこ一人もいやしない。 車も走ってない。 おかしい。絶対におかしい。何かある。 俺は走って自宅へと戻った。 次へ トップへ
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673 名前:イリーガル・エイリアン[] 投稿日:02/11/08(金) 23 01 嘘を嘘であると見抜ける人でないと(ファースト・コンタクトは)難しい 681 名前:イリーガル・エイリアン(ソウヤー)[] 投稿日:02/11/10(日) 05 58 私にはアゴがない。それでも私は叫ぶ!愛を、神を、この世の完全な者たちよ! 708 名前:イリーガル・エイリアン[] 投稿日:02/12/29(日) 06 24 変態が裁判にかけられる話。 第二回 SF要約選手権 729 名前:イリーガルエイリアン[sage] 投稿日:2008/07/01(火) 23 18 21 宇宙人だから無罪!(正気か陪審員?) 731 名前:イリーガルエイリアン[sage] 投稿日:2008/07/02(水) 08 08 54 クルルァ上等! 【ネタバレ】名作を要約するスレ【上等】
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各種設定集 ~神姫編~ -主人公側- ヴェル(犬型素体) 主人公、岡島士郎の所有する一体目の神姫。 名前の由来は、イタリア語の「緑色」から。 性格は気だてのいいお姉さんタイプで、他の神姫のまとめ役である。また士郎に対する愛情も 人一倍であり、美人を見て鼻の下を伸ばす士郎に嫉妬する事も多い。 一番長く神姫バトルの世界に居るので、戦闘経験は一番豊富。また、過去に「ルシフェル」と呼ばれ ていたノワル、「ミカエル」と呼ばれていたビアンカと戦い、いずれも撃破している。 ノワル(悪魔型素体) 士郎の二体目の神姫。 名前の由来は、イタリア語の「黒」から。 元々は鶴畑興紀の所有している「ルシフェル」の名を冠する13番目のMMSであったが、三年前の ヴェルとの試合に於いて敗北を喫し、廃棄処分にされる所を士郎に引き取られる。 「ボク」の一人称で話すノー天気な性格だが、感情が負の方向に高ぶると元の 冷たい口調が出る事がある。 元々、興紀の元で徹底された訓練を積んでいたため、バトルにおいてはかなりの実力を誇る。 ジャロ(ネコ型素体) 士郎の三体目の神姫。 名前の由来は、イタリア語の「黄色」から。 性格は天然気質のお気楽キャラだが、リアルリーグで馴らしたバトルの腕は確かである。 好物はシュークリーム。 マタタビ酒を飲むと、性格が清楚な箱入り娘キャラと化す。 -使役ユニット プチマスィーンズ- ネコ型MMS「マオチャオ」に付属する使役型ユニット。ジャロのマスィーンズにはそれぞれ性格が 設定されている。通常は使役しづらくなるので付けないオーナーが大多数だが、ジャロの「つまんないのだ」 の一言により士郎が付与する事に。 シロにゃん:エセ関西弁の守銭奴キャラ クロにゃん:軍人気質の堅物キャラ ボクにゃん:真面目な優等生キャラ オレにゃん:荒っぽいガキ大将キャラ ヒメにゃん:おっとりお嬢様キャラ コニー(兎型素体) 士郎の四体目の神姫。 名前の由来は、イタリア語の「兎」から。 元々、武装パーツに付いていた頭部ユニットだったので、士郎の経済状況から、なかなかボディを 貰えず、使役ユニットであるプチマスィーンスetc...に馬鹿にされる事が多々あり、一時は ひねくれた性格だったが、藤堂亮輔の所有するリンとのバトルで吹っ切れる事が出来た。 しかし、そのバトルの際に付けられた「乱射魔(トリガーハッピー)」の二つ名で呼ばれることを極端に 嫌っている。 現在は、崇拝する「BL○CK L○GOON」のレ○ィの口調&性格etc...を真似ていて、いつかは 「二丁拳銃(トゥーハンド)」の二つ名で呼ばれる事を夢見ている。 現在、セカンドクラスで戦っており、実はバトルにおいては5人の中では一番未熟だったりする。 好物はニンニク煎餅。 ビアンカ(天使型素体) 士郎の五体目とされる一番新しい神姫。 名前の由来は、イタリア語の「白」から。 元々は鶴畑大紀の所有する神姫「ミカエル」の№1であったが、ノワル同様ヴェルとの試合に於いて 敗北を喫し、廃棄処分にされる所を士郎に引き取られる。 ノワルと違うのは、修復の際、全ての記憶をリセットしている所であり、以前の大紀と居た記憶は無い。 なお、第11話の際に、士郎の妹である優衣に半ば強引に実家に連れて行かれ、現在優衣が新たな マスターとなっている。 性格は非常に素直な優等生タイプ。 まだデビュー前ではあるが、鶴畑家の訓練を受けているために、戦闘スキルはかなり高い (ハズである)。 -鶴畑兄妹- ルシフェル(悪魔型素体) 鶴畑興紀の所有する神姫。 名前の由来は、キリスト教における「サタン」の別称「ルシフェル」より。 究極の神姫を育て上げることを信条とする興紀の考えに則り、興紀自身の立てた戦略や指示に付いて こられなくなった同型素体は、戦闘データを採取された後廃棄され、前回のデータを周到し、 改良された新たな別の素体である「ルシフェル」が誕生する。 そのため、興紀のデビューからの通算敗北数(非公式含む)である"30番目"に登録された 悪魔型MMSが現在の「ルシフェル」の名を冠している。 また、岡島士郎の所有する「ノワル」や陽元治虫の所有する「エル」は、"廃棄された"「ルシフェル」 シリーズの内の1体である。 興紀に絶対忠誠を誓う「機械」のような性格であり、「エル」の様な性格が設定されたのは極めて 稀である。 ミカエル(天使型素体) 鶴畑大紀の所有する神姫。 名前の由来は、キリスト教における四大天使の一人である「ミカエル」より。 戦闘能力に於いては、鶴畑家の訓練を受けているため、最高水準の能力を誇るが、如何せん マスターがアホなので付いていけていない。 また、大紀が興紀の真似をし、敗北を喫した同型素体は尽く廃棄されている。士郎の 「ビアンカ」はその中の一体である。 興紀の「ルシフェル」同様、大紀に絶対忠誠を誓う「機械」のような性格。 アラエル(天使型素体) (前スレ208氏の「アラエル」の頁を引用。) 鶴畑大紀が度重なる敗北の憂さ晴らしに、マスターの最寄のセカンドリーグセンターで 使用していたアーンヴァルタイプの神姫。 大量のケチャップをかけたようなゴテゴテ装備にやっと懲りたらしく、彼にしては ある種の洗練さが見て取れる。 素体が点に見えてしまうほど巨大な反重力翼をもち、翼の表面にはドールアイを 改良したセンサー兼大出力レーザービーム発振装置をいくつも備えている。レーザーの 照準追尾性能は特筆モノ。 レーザーのエネルギーが切れた後は目玉を排除、セカンダリウェポンの全方位ミサイルを 眼窩から生やして攻撃する。 さらにミサイルが尽きた後は眼窩がスピーカーに変形し、音響波に乗せて相手神姫コアの 量子運動を阻害させる「EMPバラージ」を放つ(実際の電磁波ではないもよう)。現在のところこの EMPバラージが最終装備。 三段がまえの強力武装で対戦相手を圧倒させるが、多数の武装を内蔵した翼は構造上 非常にもろく、一定以上の衝撃を与えただけで瓦解してしまうほど。 同様の理由で飛行タイプのくせに高速移動が出来ない。要するにただの大きな的であるが、 遠距離攻撃はレーザーやミサイルで絶対的に防がれ、弾薬やレーザーのエネルギーが 切れた後に接近してもEMPバラージが待っているため、彼の従来の神姫と比べて隙が殆ど無い。 あとは無駄撃ちを抑えさえすれば間違いなく最強クラスの神姫である。 ジャンヌ(騎士型素体) 鶴畑和美の所有する神姫。 名前の由来は、中世ヨーロッパの英雄「ジャンヌ・ダルク」から 本来、近接・突撃戦闘を信条とする騎士タイプだが、和美の美学から、中~遠距離を主体とした 実弾装備を多く持たされることが多い。 その姿は、さながら「難攻不落の要塞」である。 興紀の「ルシフェル」、大紀の「ルシフェル」他同様、和美に絶対忠誠を誓う「機械」のような性格。
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神姫装備関連集 ホーリーベルの装備 シュートレイの装備 ソルティの装備 ヤイバの装備 メイリンの装備 ヨツンヘイムの装備 メルクリウスの装備 ヤクトの装備 カウベルの装備 真鬼王『不動』不動のバリエーション 獣牙王 リオーネの装備 メイアの装備 ホーリーベルの装備 【サンタクロースジャケット】 ホーリーの装備はサンタクロースの服装を模したジャケットを装備している。 ジャケット背部には飛行用パック『Gフライト』システムを装備、各部に姿勢制御用の『Gバーニア』が内蔵されている。 両肩には防御用のシールドが装備されていて、相手の攻撃に耐えることが出来る。 胸のベルに各パーツを誘導するナビコンシステムが、頭部の髪飾りには対地・対空レーダー、熱源センサーなどが装備されている。 また、追加バッテリーを内蔵しているため、長時間(最大36時間以上)の行動を可能にしている。 最初このジャケットは変形機能を持っていなかったが、中破後、和智小百合室長の手によって変形機能が追加された。 【トンファーブレード】 フォービドブレードを基にして製作された、ホーリー専用の接近用武器。 フォービドの場合グリップがなく、ハードポイント(以下H,P)を介して取り付けなければならなかったため、手に持つときよりも使い勝手が悪かった。和智室長が開発した当武器は、使い勝手を改善しただけではなく、切断能力を強化した武器である。 【スナイパーライフルショーティー】 取り回しを良くするためにライフルの銃身を短くしたハンドガンに近い大きさの銃火器。 ホーリーの場合、銃身の長いライフルは使いにくいのではと判断した和智室長は、通常のライフルを小型化したこの武器を渡した。 取り回しがよい反面、命中精度や遠距離射撃能力が低下している。ただしE-CAPの改良で、若干だが弾数が増えている。 使用しない時は腰部のH,Pにマウントされている。 【バイザーモード(ビークルモード)】 初期のジャケットは対シュートレイ戦で中破してしまったため、和智室長が修復・改良した新ジャケットに追加した機能がバイザーモードである。 ホーリーの意思により各パーツが分離、組み替える事によってスノーモビルタイプに変形する。 これは和智室長が他の班が開発している『バイザー』を参考にして製作されたもので、地上や空中、水上を高速で移動することが出来る。また、回転して高速で体当たりすることも可能(タイフーンバスター。Bクリスマス戦に使用)。この形態になることでホーリーの行動範囲が拡大しただけでなく、戦闘能力の強化にも役立っている。 【フィールドディフェンダー】 ホーリーの防御面に不安を感じた和智室長が新たに追加した新装備。特殊バリアフィールドを発生させることで広範囲の防御が可能。さらに変形してアーチェリーモードになり、そこから放たれる光の矢『ホーリー・スイートアロー』で相手の動きをとめることが出来る。スイートアローは出力の変更が出来、最大出力にするとバリアをも打ち抜くことができる(ただしホーリー自身は殺生を好まないため、最大出力で使うことはまずない)。 使わないときは背中のバックパックに接続されている。 【アクアユニット】 オーシャンステージ用にセッティングされた、ホーリーの水中対応装備。 変形機能はオミットされたが、背部のハイドロジェットパックで水中を移動することが可能になった。手持ちの武器はニードルガン(ホーリーは釘ミサイルガンと呼んでいる)とアーミーナイフ(本編では未使用)。近距離戦用にマイクロミサイルも装備している。両肩には加速用ハイドロジェットを装備、その推進力を利用して『ハイドリュート・トルネード』を発射することが可能。さらに両腰には『グランダーフック』を装備、対戦相手を絡み取ったり自分の体を固定するのに使う。 【ヴィクトリア・ホーリーベル】 対ブラッククリスマス戦で窮地に陥ったホーリーを助けるために、新たなサポートメカ「鳳牙(ほうが)」と合体した、現時点でのホーリーの最強形態。 エウクランテのウイングを元にして製作したハイマニューバフェザーはウイングの可動によって常識を超えた機動力を発揮でき、両腕のビームガン等のビーム兵器を用いて遠距離攻撃を行う。接近戦ではビームソードを使用し、BクリスマスのVフェザーに対抗した。 ちなみに、ヴィクトリア・ホーリーベルの名前は、ホーリー自身がとっさに名乗ったものがそのまま正式名称になっている。 シュートレイの装備 【ソルジャージャケット】 フォートブラッグの試作型であるシュートレイは、恒一の手でカスタマイズされたジャケットを着用している。そのジャケットは他のものと比べて軽量化されており、シュートレイの機動力の向上に役立っている。背部や胸部などにサポートマシンを接続するH,Pが設置されている。 【マイクロミサイル】 シュートレイの腿のH,Pの取り付けられている超小型のミサイル。これを使って相手の動きを止めたり、かく乱したりする。サブウエポン的武装なため相手にダメージを与える事は出来ないものの、バトルを優位に出来る重要なアイテムである。 【ヒートメタルナイフ】 SR用の装備を流用した、シュートレイ専用の白兵戦用装備。超高温に熱せられた刀身で相手の装甲を焼き切ることが出来る。シュートレイ本体の装備の中では切り札として使用されることが多い。 【無反動ライフル】 普段は火器を多用しないシュートレイだが、必要に応じてライフルやマシンガンと言った武装を装備することもある。 無反動ライフルもその一つで、中・遠距離の敵を狙撃するために用いる。 本体のヘッドギアと連動しているスコープは精密な射撃を可能とし、正確かつピンポイントにターゲットを狙うことが出来る。また、反動を極限まで抑えた特殊機能により、ブレを抑える事に成功している。 【バックウエポン1・ガンクルーザー】 シュートレイ専用の強化サポートマシン。シュートレイが搭乗した状態を『シュートレイバスター』と呼ぶ。 シュートレイバスターに合体すると航続距離と機動力、火力が強化され、攻撃力が格段にアップする。最高速度はマッハ6(スケール速度)、軽快な旋回能力を持つ。初代は破壊されたが、改良型の2代目ガンクルーザーが現在登録されている。 武装は2連ビームキャノンと8連装追撃ミサイル、近・中距離用のバルカン2門。 【ムラサメディバイダー】 ガンクルーザーに搭載されている長剣型の武器。刀身にビーム発生装置を内蔵しているため、幅広のビーム刃を発生させることができる。そのビーム刃を利用して攻撃や防御を行う。また先端はビームガンになっていて、ライフルのような使い方をすることも可能(ビームランスとして使うこともできる)。クルーザーに搭載されている場合はビームラムとして使うことも可能。対ミチル戦で刀身を切断され使用不能になる。 【バックウエポン2・ウエポンウォーカー】 高速戦闘用のガンクルーザーに対して、格闘メインに開発されたバックウエポン。 多脚型の戦車で、通常の戦車よりも場所を選ばない運用が可能。 ウォーカー単体の武装は3連装ガトリングガンのみだが、相手に探知されにくい『ホログラフィックカモフラージュ』を内蔵している。これは装甲に特殊な素材を使用しており、視覚的に探知されにくくする効果を持っている。 しかしウォーカーが本領を発揮するのはシュートレイと合体したときである。合体したときの状態を『シュートレイボクサー』と呼び、この状態では格闘能力が大幅に増加する。 両腕の『パワーアーム』はかなりの重量の物体を持ち上げることが出来、脚部に装備された『レッグカッター』は高周波ブレードでたいていの物質を切断できる。そのレッグカッターの切っ先を軸にして回転し、敵に向かって突進する『ローリングクラッシュ』は相手の機体に大ダメージを負わすほどの威力を持っている。 【フルアーマーモード】 VSヨツンヘイムで見せた試作型の装備。 バックパックと脚部アーマーユニット、アッセンブルミサイルポッドと遠距離キャノンで構成される。 まだ細かい調整が済んでいなかったため決勝戦では使用しない予定だったが、ガンクルーザーを破壊されたため急遽実践導入された。 重量こそ増加してしまうものの、それを持って余りある攻撃力を持っている。 大容量のバッテリーを搭載し、驚異的な稼働時間をもたらしてくれる大型バックパック、組み合わせることで様々な状況に対応できるアッセンブルミサイルポッド(それ自体はアムドライバーの装備からの流用らしい)、そして神姫単体の装備では最大の射程距離をほこる遠距離キャノン砲を装備する。オプションとして、補助レッグユニットをバックパックに装着することもできる。 この装備はシュートレイにとっては相性がよく、また比較的扱いやすい事もあって、それらの装備のいくつかは後に量産型(製品版)に採用される事になった。 ソルティの装備 【高機動ブースターパック】 VSメイア戦で装備した、バックパックタイプのブースターユニット。基本パーツはゼルノグラードの装備であるロングライフル基部を2つ分使用し、組み合わせたものである。高出力のブースターにより、高速戦闘にも対応している。外見から「スーパーパーツ」と呼ばれることも。 【スナイパーライフルカスタム】 ゼルノのライフルの銃身に、フォートブラッグのキャノンユニットを組み合わせたもの。細部に改造が施されており、遠距離の射撃も可能となっている。 【ガトリングガン】 ゼルノの標準装備であるガトリングをソルティ用に調整したもの。ただし手持ち装備のため、反動があるなどといった欠点もある。 【ヒートメタルナイフ】 ソルティが恒一たちに内緒で装備した接近戦用装備。スペックはシュートレイのものと同様(というより、ソルティがシュートレイの装備から勝手に借りたものである)。後にソルティの正式装備になる。 ヤイバの装備 【紅蓮の鎧(ぐれんのよろい)】 紅緒の鎧を元に作られたヤイバ専用の鎧。炎のように赤く染まっていることから『紅蓮』と名づけられた。 軽装ながら防御力は申し分なく、しかも軽量なので動きが鈍ることもない。各部に隠し武器が内蔵されており、非常時に使用される。 【烈神・荒神(れつがみ・あらがみ)】 ヤイバの腰に装備されている刀。左が烈神、右の脇差しが荒神。接近戦用の武器だが、投げつけたり破邪顕正に繋げて使用したりすることもある。(荒神を足の指でつかんでそのまま攻撃したときもあったらしい) 【破邪顕正 焔(はじゃけんしょう ほむら)】 元々紅緒が装備していた武器だが、ヤイバ用にカスタマイズされているため、使い勝手がよくなっている。 先端の刃は交換が可能になっており、通常の槍状の刃のほかに薙刀の刃などをつけることが可能。対イリーガル戦時に改良を施されてた焔を装備している。 【棘輪弐式(きょくりんにしき)】 ハウリンタイプに装備されている武装だが、ヤイバのためにカスタマイズされている。 通常バージョンとの違いは、二つの棘輪を繋いでいる特殊ワイヤーである。一方の棘輪を投げて相手を捕まえたり、遠くの敵を攻撃したりするとき使用する。ワイヤーの結合部分を切り離して通常の棘輪として使うことも出来る。 【光明(こうみょう)】 火縄銃の形をしたレーザーガンで、命中精度が高い。ただし銃身が長い割に射程距離は普通のライフルよりも短く、取り回しがやや悪い。 【からくり独楽】 ヤイバ専用のサポートウエポン。大きな独楽の形をしたマシンで、主に攻撃に使われる。 ヤイバが脇に設置してあるスタータを使って回転させ起動させる。ひとたび回転すれば相手を倒すまで止まらない禁断のマシンで、使用には慎重な判断が必要になる。そのためヤイバは使用するのをためらっていたが、本田が使用を強要したためにやむなく使用した。 メイリンの装備 【カンフードレス】 メイリンは武装に頼らず獣拳で敵を倒すため、余計な装備を身につけていない。その分ドレスの方に防御をまわしている。 このカンフードレスは対ビームコーティングや耐弾コーティングを施しており、多少の攻撃ではびくともしない。 鉄壁の防御力に反して機動力は驚異的に高く、スカートに装備されている重力コントロールシステム(G・C・S)で高くジャンプして攻撃したりすることが出来る。 【猫の手グローブ】 メイリンが装備している猫の手の形をしているグローブ。このグローブは気力(エネルギー)を増幅させる装置であり、オプションを装備できるプラットフォームとして使うことも出来る。 【ヤンチャオカスタム】 マオチャオタイプの標準装備だが、メイリン用にカスタマイズされている。ただしメイリン自身は獣拳で相手を倒す事をモットーとしているため、使用回数はそれほど多くない。 【猫龍刀(まおろんとう)】 メイリン専用の武器。自分と同じ身長くらい長い青龍刀の形をした刀で、鍛錬を重ねたメイリンにしか扱う事が出来ない。この刀を一振りすると、星をも砕く事が出来ると言われているらしい。 ヨツンヘイムの装備 【シルバーライン(ライト)】 ヨツンヘイムが標準で装備している鎧。 鎧としての防御力よりも機動性を重視した構造になっている。そのため、高速で移動して攻撃するヒット&アウェイにむいている。 【ラインハルト】 ヨツンが腰に装備している剣。通常の試合ではこの装備だけで闘うことが多い。 職人が丹念こめて磨き上げただけに抜群の切れ味を誇る。 【サークルシールド】 ヨツンの左腕に装備された防御用の装備。シルバーライン(ライト)の防御力のなさをカバーする装備で、重力フィールドで相手の攻撃を受け流すことが可能。 【レイジングランス(電磁ランス)】 神姫の身長よりも長いロングランス。ランス内に仕込まれたライトニングユニット(電磁ユニット)から発生される電撃により近~中距離にいる敵にダメージを与える事が出来る(ただし出力は相手が一時的に動けない程度に抑えられている)。先端を発射して攻撃をすることも可能だが、発射するとランス自体が使用不可能になってしまうため、切り札として使われる。 【セントクルス】 ヨツンが装備するボウガン。中距離用の武器だが、単発式のため連続して発射する事は出来ない。あくまで補助的な装備である。 【シルバーライン(フルアーマー)】 ヨツンの防御力を完全にした重装備タイプの鎧。 これを装着すると機動力が大幅に落ちるが、最強の防御力を持つことが出来る。この鎧にはシールドに内蔵されている重力フィールドを強化したものを鎧本体に二基、両腕のシールドに二基内蔵されており、たとえミサイルを直撃で受けても装着者の安全を守るようにプログラムが設定されている。 だが、このシステムの長時間の使用は装着者の精神を著しく疲労させ、ボディを崩壊させてしまうという副作用があった。そのため、この鎧の長時間装着は装着者の命に関わる(フィールドを停止させればそのような事はなくなるが、鎧の絶対防御は無効になってしまう)。 ヨツンは限界寸前までこの鎧を稼動させていたが、攻撃を受け続けているうちに限界が来てしまい、自分の身体を崩壊させてしまう結果となってしまった。 メルクリウスの装備 【耐圧スイムスーツ】 水中を主な戦場とする彼女にとって必要不可欠な装備。 胸部に潜水用のバランサーとエネルギーボンベが装備され、背部には推進用の超振動フィンが装備されている。 超振動フィンはフィン自体が細かく振動することで推進力を生み、音を立てずに潜行することができる。方向転換時にはフィンの角度を調整する事で方向を変えることができる。 【小型魚雷】 メルクリウスは飛び道具を多用しないが、稀に魚雷で相手を攻撃するときがある。 ただしそれは牽制に使われることが多く、直接相手を攻撃することはないようだ。 【アクアガン】 手持ちの武器で唯一の飛び道具。魚雷同様あまり使われることはない。 【フィントンファー】 手持ち武器で彼女がもっとも多用する武器。 トンファーのように打撃に使われるほか、刃で切り裂くことも可能。 【大回転渦潮落とし】 正確には武器ではなく技だが、ここに紹介する。 接近戦のプロであるメルクリウスの最大の技で、相手の両腕を後ろ向きで交互にもち、このまま回転しながら上昇、相手を脳天から水面に落とし、大ダメージを追わせる技である。 本人は落下直前に相手の手を離し、自らは渦から脱出する。そのためメルクリウス自身はこの技を使ってもダメージを受ける事が少ない。ただし体力の消耗が激しくなるため、多様はできない諸刃の剣といえる。 ヤクトの装備 【高機動バックパック『夢幻』】 ヤクトが背負っている巨大なバックパック。ヤクト本人を空中高く飛ばすだけでなく、高速飛行が可能な高性能パックである。高速飛行を目的に作られているため、内蔵ミサイルとバルカン以外は飛び道具を持たない。 【小型剣『招雷』】 ヤクトの腰に装備している小刀。とり回しが利き、なおかつ軽いため、両手で持って攻撃を仕掛けるのに適している。ただし決定打にはなりにくい。 【大型剣『雷光』】 別名『大真鬼剣』。普段はパックの後ろに接続されている大型の剣で、真鬼王『不動』と分離時に使う大太刀、もしくは不動自身の手持ち武器として使用する。 剣として攻撃ができるほかに、音叉型の刃を利用しての音響攻撃を行うことも可能。 カウベルの装備 【キャノン装備型エアーバイク『疾風』】 カウベルがライドオンしているエアーバイクで、地上での高速走行が可能である。アフターバーナーを使うことで短時間ながら飛行も可能となる。 先端に装備されている高出力キャノン砲は、バイク形態・スナイパーキャノン形態両形態での発射が可能である。特にスナイパーキャノン形態では精密射撃が可能になり、なおかつ高出力エネルギー弾が発射可能となる。 【エネルギーガン『零基』】 カウベルが持つ護身用のエネルギーガン。あくまで護身用のため出力は低いが、牽制に使うなど、いざというときに重宝する。 真鬼王『不動』 ヤクトのバックパックとカウベルのエアーバイクが合体する事で誕生するロボット。装備というよりは自律したユニットといえる。 自我を持ち、自らの判断で攻撃をすることが可能。ただしサポートパイロットとしてカウベルが搭乗する。 神姫装備の中では最大のパワー・出力を持ち、なおかつ高速で移動することもできる。ただし巨体なために小回りが利かないのが欠点といえる。武器は高出力キャノン砲で、この形態では連射が可能になる。また、『雷光』を使用することも可能となっている。 不動のバリエーション 【不動雷電】 対イリーガル戦で導入した不動の改良型。その際に頭部を改良型に換装している。 両肩に装備された2連装プラズマキャノン『真電』を2門装備し、遠距離攻撃と速射能力を強化している。また、雷光を2本装備しており、接近戦が強化されるとともに、スタビライザーとしての機能も追加された。後部のバックパック兼コックピットは脱着可能で、分離時には小型のエアーバイクになる。 【不動トライカー】 高速戦闘用のトライクユニットに換装した形態。トライクモードではメイン操作を行うライダーのほかに、後部シートに搭乗しサポートを行うパッセンジャーが搭乗することができる。人型に変形する事も可能だが、基本的にトライクモードの運用を目的とした形態であるために、緊急時以外は変形する事はない。 武装はカウルライフルやビームキャノンといった中・遠距離用のものがメインであるが、ノーマル不動時の武装も使用することが可能。追加装備として、ミサイルポッドやブースターを装備できる。 【獣牙真鬼王不動】 不動と獣牙王が合体した形態。主に格闘戦を強化した機体で、高速戦闘にも対応する。 足元のバランスなど、不動形態での欠点補うために発案された形態だが、2機合体のため、本体の総重量が増している。ただしスラスターが追加されているため、むしろ最高速度は上がっている。 武器は不動の『雷光』と獣牙王の『カッターフラッグ』『テールユニット』を組み合わせた『獣牙大真鬼剣』。これから放たれる必殺技『爆雷唐竹割り』は、巨大なマシンをも一刀両断できるほどの威力を持つ。 獣牙王 和多が神姫研究所に発注したサポートマシン。主にランサメント・エスパディアのパーツを用いて製作された本機は四足動物をモチーフとしているため、高速戦闘に適したマシンとなった。 主な武装は前脚の付け根に装備された『カッターフラッグ』にブーストユニットに装備された『バリアエッジ』、頭部に設置された『マシンキャノン』と後足の『マイクロミサイル』。必殺技はエネルギーを牙に集中し、噛み付いて相手を攻撃する『獣牙裂断』。 リオーネの装備 【ギガントアーム・レッグ】 重装備を好むリオーネが装着する重量級のサポートアーム&レッグ。各部にH,Pがあり、そこに各装備を装着する事ができる また、巨大な四肢はそれ自体が強力な武器になり、格闘戦にも対応している。重装備のために動きが鈍くなってしまうのを防ぐため、脚部に無限軌道タイプのランドスピナーを装備している。 【タングステンバンカーⅡ】 Gアーム左腕に装備している大型パイルバンカー。特殊火薬により貫通力が強化、それに従い先端のタングステンニードルに強化コーティングを施し、厚さ30cm以上の鋼鉄をも貫く事が可能になった。 【対ビークル用キャノン】 Gアーム右肩、もしくは右腕に装備する超遠距離キャノン砲。現時点での神姫の装備の中では射程距離が長く、破壊力も高い。 リオーネが装備しているキャノンは、弾丸の再装填時間を短くし、連射能力を強化したものである。 【ミサイルランチャー】 Gアーム肩部後方に装備するミサイルユニット。主に対空用として使われる。 メイアの装備 【アクティブウイング】 ヴァローナに装備されているものと同形状の装備だが、一部改良を施している。ウイングは分離して大鎌などの武器に変形することも可能。 【クロスフォード】 メイアのメイン武器。相手を突き刺したり、挟み込んだりすることができる。武器自体はヴァローナとストラーフの武器(フィンブレード、ショーテル、ワンドなど)を組み合わせたものであるため、組み替えてさまざまな戦況に対応できる。 もどる
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鋼の心 ~Eisen Herz~ 登場神姫の武装紹介 ~その他編~ 焔星(エンシー) 【壱式=炎(ホノオ)】 焔星の基本形態。 強力無比な【プロトン砲】を主兵装に、【レーザーブレード】や【シールドファング】、【オートガン】等で武装している。 基本的には回避主体の軽量級神姫だが、プロトン砲の火力は凄まじく攻撃力は極めて高い。 二機の【ぷちマスィーンズ】である【光阴(コウイン)】、【闇阳(アンヤン)】との連携を駆使する事で、ステータス以上の戦闘力をも発揮できる。 ただし、【光阴】、【闇阳】は、高い性能の代償として稼働時間が短い為、こまめな補給を行う必要があるが、その際の補給は、本体との接触により電力の譲渡と言う形で行われる。 その電力を生み出す為の大型ジェネレータをバックユニットに内蔵している上、プロトン砲とシールドの重みも加わり、機動性を維持する為に装甲の大部分をオミットする必要があった。 大型ジェネレータは、【ぷち】への補給以外にもプロトン砲のエネルギー源としても利用される。 【式神弐式=光阴(コウイン)】 浮遊移動を駆使する近接防御型の自律兵器。 上半身のみという特異な形態ながら、非常に高い装甲防御力と切断力の高い大鎌【デスサイズ】を有し、近接格闘戦で相手を追い詰める。 作中では使用していないが、飛び道具として双発式の【小型イオン砲】を装備している。 腕と頭部を本体内部に収納する事で球状の防御形態へ変形し、更に守備力を向上させることも可能。 高性能かつ多彩な装備を有するものの、そのエネルギー源は小型のバッテリー一つでまかなわれている為、こまめな補給が欠かせない。 【式神参式=闇阳(アンヤン)】 四足による安定性を活かした精密砲撃を駆使する砲撃支援型の自律兵器。 ある程度の連射力と威力を両立させた速射砲二門を主兵装とし、後方から焔星本体や【光阴(コウイン)】を援護する。 更に、変形する事で高速飛行も可能であり、砲撃の最適ポイントへと素早く移動することが可能。 また、飛行モード時に焔星本体を上に載せ、ボードアタックを敢行する事も出来、用途は多岐にわたる。 エネルギーの消耗が【光阴】ほど激しくないので頻度は多少落ちるものの、補給が必要なのはこちらも同じ。 【真鬼王=零】 焔星の高速戦闘形態。 従来型の【真鬼王】とは真逆に、速度と機動性を向上させる事を目的とした形態であり、焔星本体が、【光阴(コウイン)】、【闇阳(アンヤン)】と合体する事で形成される。 両ぷちとの合体により、それぞれのコンデンサを活用することが出来るようになるため、主兵装の【プロトン砲】もリロード時間が短縮され、発射間隔が短くなる。 また、【デスサイズ】、【レーザーブレード】、【オートガン】等も使用可能で、攻撃面に隙は無い。 巨大な割に装甲防御は然程高くも無いが、強化される機動性で攻撃を回避する事が出来る為、生存性は高い。 なお、【零】の高速戦闘能力は、機体に直結される二機の【ぷち】が焔星本体のAIとCSCを補助することで実現している。 【プロトン砲】 非常に高い威力を持つエネルギー砲。 榴弾砲と同様に、着弾地点で爆発を起こす性質があり、回避するのが困難な武器。 その威力、攻撃特性の代償として重量とリロード時間と言う枷を持つ。 【零】形態では【ぷち】用のバッテリーを流用する事で、リロード時間の大幅な向上を得ている。 【シールドファング】 【炎】形態時に盾となる部分を展開し、大顎として敵に食いつかせる武器。 奇襲性が高く、飛行タイプなどの脆弱な装甲ならば食い破る威力も持つが、重装甲タイプの神姫には歯が立たない。 本来は噛み付く事で動きを止め、【ぷち】でトドメを指す為の補助的な武器。 【デスサイズ】 単分子カッターを内蔵した長柄武器。 作中では使用していないが、大鎌、薙刀、長斧の三形態を使い分けられる。 切断力は凄まじいものの、少々重く扱いづらい面もある。 実は市販されている典雅の製品の一つ。 【レーザーブレード】 アーンヴァルのレーザーブレードを出力強化したもの。 威力はノーマルタイプに比べて向上しているが、稼働時間で劣り、充電に必要な時間も長い。 もちろん、威力が高いといってもカトレアはおろか、フランカーのものよりも出力は劣る。 ただし、通常の神姫相手に格闘武器として用いるならば、充分に強力な性能。 【オートガン】 【炎】、【零】、どちらでも使用できる小型火器。 通常のハンドガンとして手に持って使用する事も可能だが、脚部にマウントしたまま自動的に稼動し、発砲する事もできる。 威力は無改造のハンドガンと同じでしかないが、自衛火器としては有用であり、近接防御に一役買っている。 歌憐(カレン) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (karen001.jpg) 【重装潜水装備(メキアリル)】 目立たないものの、実はかなりの実力者である藤堂晴香の神姫。イーアネイラ型。 重装潜水装備となる【メキアリル】ではサポートマシンである【アイオール】をそのままバックユニットとして装備し、水中での機動力と攻撃力を強化している。 カレン最大の特徴は、主兵装である【オルフェウス】がギタータイプに改造されている事で、音響兵器としての性能向上に加え、そのまま近接武器としても使用可能。 特別に【エレメンタルソング】と銘を与えられているこの【オルフェウス】は、弦を爪弾く事でエッジ部分が共振を起こし、刺突のダメージを格段に向上させられる。 近接戦では、相手に突き刺したまま『演奏』する事で相手の内部(電子機器)に直接攻撃できる。 要するに轟鬼の『雷電激震』 背面ユニットで目立つ二器のサーペントは、【エレメンタルソング】に砲身を共振させる事でその効果を増幅するアンプの役目も持つ。 もちろん直接メーザー砲としても使用可能で、各種魚雷やニードルガンなどと合わせ、カレンの絶大な水中戦闘能力を支えている。 水中戦に限れば作中最強で、フブキにすら抗し得る神姫。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (karen002.jpg) 【軽装陸戦装備(メルリンク)】&【自立型随伴砲台(アイオール)】 9話で使用した軽装の陸戦装備。 本来肩装備のニードルガンを合体させ、ツインランサーにしているが武器はこれと【オルフェウス】だけ。 余談だが【エレメンタルソング】が開発されたのは大会直前なので、9話の時点では武器は普通の【オルフェウス】だった。 サポートメカである【アイオール】は、水中行動しか出来ないという制約はあるものの、水中戦では単独でも陸戦型の神姫を倒しうるほどに強力。 高い移動速度と圧倒的な火力を武器に、水中戦を制するだけでなく、VLS(垂直発射ミサイル)で陸上への支援攻撃も行える。 カレンの18番である【霧】も【アイオール】本体、及び発射されるミサイルから散布する。 天使型MMSブラック・アーンヴァル 試作開発段階のプロトタイプアーンヴァルをコピーした擬似神姫=マリオネット。 正確には神姫でもMMSでもないロボット。 旧海底資源掘削プラントで行われた戦闘(バトル)においてフブキ側の手勢として数千機が投入された。 CSCを搭載しておらず、本体内蔵のAIが司令塔からの大まかな指示で行動する方式。 もちろん性能は通常の神姫は及ばず、数で攻める物量戦でその真価を発揮する。 件の旧プラント攻防戦においては数種類のブラックタイプが確認されており、それぞれに用途が異なる。 神姫と違い柔軟な判断が出来ない為に最初から役割を分担していた物と推測されるが詳細は不明。 【TYPE/α】(写真上段) LC3レーザーキャノンで武装した空戦砲撃戦タイプ。 小回りは利かないものの、最大速度は最も早く装甲も(比較的)頑丈であった。 反応速度等に難のある擬似神姫だが、武装の威力は通常の神姫と変わらず、特にこの【TYPE/α】は突入側の最大の脅威となっていた。 頭髪はロングであり、レーザーの発熱を放出するヒートシンクの役割を果たしていた。 【TYPE/β】(写真中段) 空中格闘戦(ドッグファイト)に特化した戦闘タイプ。 上記の【TYPE/α】とは比較にならない旋回性能を持ち、射程こそ劣る物の時間当たりの総火力でも勝っていた。 手持ち武装のレールガンは後に市販される物とは違い、本体から電力を供給されている為、手首のジョイントに固定する必要があり運用には多少の難が見られる。 格闘専用のレーザーソードと防御用のシールドを一つづつ持った最もバランスの良いタイプでもある。 頭髪はポニーテールで、利便性と緊急時の放熱性能を秤に架けた結果だと思われるが、マリオネットにその様な判断が出来たのかは不明。 【TYPE/γ】(写真下段) 屋内白兵戦に対応した陸上歩兵タイプ。 装備は最も安価で、施設内に大量に配備されていた機種。 しかし、過半数を占めていた主力部隊は、たった一機の神姫に一瞬で撃破されており運用には問題点が残っていた物と推測される。 火器はアルヴォ系のSMGであり対神姫戦には十分な威力だが、特筆するべきような機構は見受けられない。 屋内での密集戦を想定してか頭髪は短く、過熱の多い武装の使用が出来なかった物と推測される。 尚、この戦いの後回収されたこれらのブラックタイプを参考にFrontLine社が開発した物が、トランシェタイプのアーンヴァルであるとも言われているが、同社から公式の発表は無い為に詳細は不明。 サソリ型MMSアルアクラン 神姫事業の先駆けであるグループK2が開発した試作神姫。 一体の神姫に極限の装甲と火力、それを支えるパワーを持たせたテストベッド機。 商品化する際の価格がストラーフやアーンヴァルに対し3倍ほどに上る為、試作段階で企画が終了している。 後にUnion Steel社が神姫事業に参戦する際、開発資料として譲渡されており同社のティグリース、ウィトゥルースの雛形ともなった。 主な武装は 【荷電粒子ビーム砲】×1 【2連装速射機関砲】×1 【電熱シザーアーム】×2 特筆するべき性能としては斥力場浮遊による滑走能力が上げられるが、これは単体では完成しておらず、バトルフィールドに予め電磁レールとして使用できる磁場発生装置が必要となる。 鋼の心本編の最終決戦場となる、旧資源掘削プラントには重要設備付近にある大部屋にこの電磁レールが予め敷設してあり、一体ずつのアルアクランが配備されている。 また、その電磁レールを利用し、主砲である【荷電粒子ビーム砲】を発射後に湾曲させる能力もあるが、滑走機能同様にレールの敷設された室内以外では使用できない。 余談だが、基本的に試作タイプの情報は他社に公開されない為、後にMagic Market社がサソリ型MMS(グラフィオス)を作成したのは単なる偶然である……。 清姫(キヨヒメ) 数多の重火器で武装し、強固な電磁装甲で身を守る巨大な神姫。 乱戦においては最強とも言われており、天海におけるランクは2。 火力の高さは言うまでも無いが、格闘能力、機動力も決して低くは無い。 非常に有名な神姫ではあるが、その実態は謎に包まれており、オーナーの正体すら定かでは無い。 一部では、イリーガルであるとも噂される。 幾度かバージョンアップを受けているが、現在(大会時)の搭載火器は以下の通り。 【3.5mm滑空砲】 主砲となる、インターメラル製の超大型滑空砲。 火力は凄まじく、直撃を受ければ如何なる神姫とてひとたまりも無いと言う、文字通りに必殺の火器。 重量がある為に取り回しが難しく、近距離では照準をつけるのは困難だが、破壊力はそれを補って尚余りある。 【1.2mm滑空砲】 副砲は【FB256 1.2mm滑空砲】と同様のもの。 腕部に内蔵されており、非常に広い射角と操作性を持つ。 威力では【3.5mm滑空砲】に劣るものの、近接戦でも使用可能である為に使用頻度は高い。 【1.0mm狙撃砲】 超長距離での主力となるロングバレルキャノン。 他の砲と同じく行進間射撃も可能だが、静止状態における精度が極めて高く、大口径の狙撃銃としても機能する。 ある程度の連射も可能で強力な弾幕を展開し、対空射撃を行う事も可能。 【0.8mm速射砲】 連射性に特化した小口径滑空砲。 清姫の弾幕の真髄とも言える火器であり、これと【ガトリングガン】の併用は極めて強力。 弾種は近接/時限信管の【榴弾】であり、対空高射砲としても機能する。 【ガトリングガン】 小口径の銃弾を極めて速い速度で連射する機関砲。 清姫の火器としては比較的小型だが、通常の神姫であれば主兵装であっても過剰とも言える程の火力である。 【6連短距離ミサイル】 左右連動で、合計6発の誘導ミサイルを発射するミサイルポッド。 短距離と銘打たれているが、通常の神姫の射程距離よりも遠くまで攻撃可能。 誘導性が極めて高く、飛行型、高機動型の神姫にとっては致命打となる。 【2連長距離ミサイル】 理論上フィールドの端から端まで届く長射程の巡航ミサイル。 威力は【3.5mm滑空砲】にも匹敵する程であり、極めて強力。 装弾数が少なめなのが弱点。 【レールガン】 電磁加速された小口径高速弾を発射する武器。 装甲貫通性が極めて高く、ジュビジーの【キュベレーアフェクション】ですら貫通する。 破壊力そのものは【榴弾】に比してやや劣る。 【スプレッドランチャー】 散弾のように拡散する【榴弾】を発射するランチャー。 比較的射程距離は短いものの、面制圧火器であり、広範囲を一瞬でなぎ払う。 更に連射も可能であり、主砲とは別の意味で凶悪な武装。 【小型機銃】 至近距離や小型目標への射撃に使用するバルカン砲。 補助的な兵装であり、威力も普通の神姫の副砲並で極立った特長は無い。 【Sマイン】 爆発し、周囲に散弾をばら撒く近距離用特殊兵装。 無差別攻撃であるため、清姫自身も攻撃を受けるが、散弾の威力は清姫の装甲で弾く事が可能である為、敵だけが被害を蒙る。 これを防ぐような重装甲の敵はそもそも至近距離まで近寄れない為、低い威力に問題は無い。 リーヴェレータ(リーヴェ) 飛行型かつ、重量級という極めて特異な神姫。 飛行速度は極めて遅く、他の飛行型はもちろん、平地であればトライクやティグリース、果てはハウリンにすら移動力で劣る事もある。 ただし、装甲はストラーフをも凌ぎ、攻撃力は極めて凶悪。 また、移動力の低さも地形の利用(悪路へ追い込む)や高度を下げながら飛行する事で加速を行い、補うことが可能。 空対空戦には向いていないが、バトルロイヤルの特性上飛行タイプは遭遇率が低く、リーヴェの装甲を貫けるだけの重火器を有さない事が殆どなので、結果として生存性は極めて高い。 主な兵装は機体下部の大型連装機銃と各種爆弾。 爆弾は【無誘導爆弾】【レーザー誘導爆弾】【燃料気化爆弾】【クラスター爆弾】【テルミットナパーム弾】等を多数有しており、彼女の真下は如何なる神姫もその生存を許されない地獄と化す。 実は重過ぎる重量をフロートで浮かして、ターボプロップで移動するという飛行船のような移動法である。 普段はお淑やかだが、バトル中は性格が豹変する。 それはもう、別人レベルで……。 何か溜まっているのかも知れない。 アーシュラ 【アトラクアナクア】 パワー最優先のチューンナップを施されたストラーフ。 天海市の神姫センターでも上位に位置する神姫の一人で、ランクは6。 最大の特徴は6本装備の【チーグル】であり、近接格闘で右に出る者はいない。 ただし、反応速度を向上させる為、思考能力を極限までカットしてしまう為、戦況判断が不得手。 過去に、「蜘蛛らしく糸を吐く能力」を付与された事があったが、自分で張った蜘蛛の巣を敵と認識し、即座に殴りかかった事がある程におバカ。 当然、正式採用は見送られた。 トリオ・ザ・サーべラス(Cerberus) 三機一組で活動するサーべラスの構成機体。基本的に三機とも装備は同一。 概要としては、ハウリンの標準装備をベースに、カスタムアップされた強化型ハウリン。 主兵装は【吠莱壱式】と【ヒートサーベル】(レーザーブレードではない)。 補助兵装として【拡散ビーム砲】(頭頂部の“耳”部分)を装備している。 ただし、【拡散ビーム砲】は出力不足で目くらまし程度の効果しかない。 機動面では、極小タイプのフローターユニットを内蔵しており、地面の上を滑走移動する事が可能で、通常のハウリンの比ではない高速移動を可能としている。 更に、装甲も充分に頑丈で、ハウリンタイプの特徴である頑強さと相まって高い耐久性を持つ。 しかし、これ程の高性能でありながら何故か戦果が振るわず、天海最弱の3機という不名誉な知名度を持ってしまっている。 三機の連携による、非常に強力な必殺技を持っているらしいが、未だ公開された事はない。 因みにオーナーは黒井三兄弟。 高校3年生の三つ子であるらしい。(黒い三年生!!) また、構成する三人のハウリンは戦闘中の呼称をα、β、γと言う記号で呼称するが、本名は別にあるとか。 鋼の心 ~Eisen Herz~へ戻る -
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残虐描写が多数存在します。そういったものに嫌悪を抱かれる方は戻ることを推奨します。 武装神姫草創期、それは同時に武装神姫の暗黒時代でもあった。 規定がおざなり且つ曖昧で違法を裁くものが存在しなかった当時は過剰強化された自作武装が表立って猛威を振るい、又は神姫を全く別の物に造り替えてもCSCさえあれば公式バトルに参加出来るような、正に混沌を極めた時代であった。 現在ではオフィシャルの設立、積極的な介入により規定は正確に設定され一応の安寧が訪れているが、その混沌の渦中で破壊された神姫の数は確認されただけでも当時稼働していた全ての神姫の一割に昇ると言われている。 戦いに敗れ破壊される神姫、オーナーによって狂わされた神姫、名誉の為に自害を選ぶ神姫。そうした光景が決して珍しいものではなかった当時を、生き残った神姫達とそのオーナー達は「十五センチの地獄」「世界最小の戦場」「血は流れなかった戦争」等と様々な名称で表現している。 …これはそんな混沌とした時代を潜り抜けた一組の神姫とオーナーの物語である。 そのオーナーはとても幼く、新品のランドルセルを背負っていた。神姫の方も何の変哲も無い、強化改造や自作武装が普遍していた当時ではむしろ異常と言える無改造のストラーフ型であった。 無邪気にバトルに赴く彼らを見た神姫オーナーは誰もが思った。何も知らず神姫バトルの世界に踏み入れてしまった為にストラーフ型は誰かの武装の実験台になり、幼いオーナーにはパートナーを失った傷痕が取り残される。閉鎖的な環境は他人を助けると言う人道的な選択を凍結させ、ただ冷淡と一組の死別を予知させていた。 しかしその予知は大きく外れることになる。ストラーフ型は勝ち続けた。自身は非改造の公式武装にも関わらず自作武装や強化改造を施された神姫を相手に互角以上に戦い、時には最早神姫とは言えない異形の怪物さえも捩じ伏せた。 幼いオーナーはただ応援するだけ。ストラーフ型に何か特別な改造を施された形跡は無く、また強化された武装やオーダーメイドの武装を使うのでもなく、ただ公式の武装だけで、実質何の援助も無しに勝ち続けていく。 何故そんなに強いのか。あるオーナーの質問にストラーフ型は「私はマスターが信じてくれる私自身を護る為に戦っているだけ」と答えている。いつからかストラーフ型は『鬼子母神姫』と渾名付けられた。 …。 …。 …。 泡のように浮かんだ1が弾けて0に溶ける。目覚ましたイシュタルに映ったのはそういう世界だった。ここは神姫の夢の中。広大なハードディスクの中でポツリと浮かぶAIの中。マスターに自分の中身を点検させる度に訪れる異世界である。ただ普段と異なり自分は自分の中に拘束されて身動きが取れない。どうしてこうなっているのかと今にまで至る経緯を振り返る。 休日ということで普段よりも遅くに起床。今朝のマスターの朝食はバタートーストとベーコンエッグとレタスとトマトのサラダ。早めに部屋の掃除を終え電車に乗ってエルゴに。エルゴでマスターは自分の部品と何かの本を買って修理室を借り整備を済ませる。ジェニーと雑談をしていたら日暮夏彦にAIの調査を頼まれたので引き受けた。調査後バトルに繰り出したが満足の出来る強敵とは出会えなかった。帰宅時に神姫狩りに襲われてマスターの無事と引き換えに連れて行かれてしまう。 ということは今ここは神姫狩りのパソコンの中か。素体との接続は保たれており、手が入れられていないことに安心する。マスターと一緒に設計した素体だから他人に解体されていたらどうしようかと思った。そして自分とマスターとの大切な思い出には閲覧記録が無いので二度目の安堵をする。 予想通り今は自分に蓄積されている戦闘データをコピーしているらしい。現状を把握したところでセキュリティの眼を盗んで感覚を広げ今自分の居るパソコンの中を調べる。自分の一部を有象無象のデータの中に飛び込ませ今自分が欲している情報だけを持って来させた。神姫狩り達の行動は非合法とされる賭けバトルへの参加、自作武装の強奪なんて小さな悪事の他、何と世界的に禁止されているはずのMMSの軍事利用を研究している組織とも繋がりが有ることが判明した。 高名な神姫は貴重且つ膨大な戦闘データを持っている。自分もまたそこら辺の神姫とは比べ物にならない戦闘経験を持つ歴戦の兵であると自負していた。それを考えればそれを狙う神姫狩りが自分を狙うというのは正しい審美眼を以て行われた犯罪とも言える。 しかし、それはそれ、これはこれ。他人の神姫のデータを不正コピーさせているパソコンをネットに繋げたままにしているのは迂闊としか言いようが無い。御蔭で衛星を通して今居る場所を割り出す事が出来た。今居るのはエルゴからはそう遠くは無い場所にあるビルの中だ。今直ぐ日暮夏彦にメールを送れば数時間後にはマスターの下に帰れるだろう。だがそれはしない。 武術の達人曰く「武を振るうは下策、その時すでに護身は失敗と心得よ」。それは理解してる。このまま何もせず他人に任せた方がずっと安全だ。けれど悪党を見て自分は何もしない言うのは寝覚めが悪く、調整したばかりの身体を試してみたい気持ちも有り、何よりマスターを傷付けた連中をわざわざ警察に任せ懲役云々で済ませるのは例えマスターが許しても自分自身が許せなかった。…と言うわけで。 「なっ…なんだよ、これっ!」 世界を流転させる。自分を縛り付けていた施錠は藻屑と消える。AI複製ソフトは台無しになり元も子も無くなる。幾らこの世界の向こう側から指示を出そうとも、もう遅い、パソコンの中を調査している間にハッキングを掛けてオーダーの支配権は全て奪い取った。もうここは「私の」世界だ。 世界は流転する。自分自身を砲弾として向こう側の世界に撃ち出す。海の様に緩やかな世界から抜け出した途端、不自由な重力が身体を縛る。二次元の物は三次元に。0と1は隅に追い遣られ赤ん坊が産声を上げている。パソコンの中の世界とは違い、現実世界は思い通りにはならない。だからこの瞬間だけは胸が高鳴った。 感傷に浸る暇も無く素体の中で目覚めたイシュタルは目覚めとほぼ同時に駆け出して慌しくパソコンを操作していた痩せた男の手に昇る。そこから息も吐かせず身体を駆け上がり、その途中で胸ポケットから奪ったボールペンを額に突き立てた。 「なぁ、んがっ?」 混乱、覚醒、襲撃。現実の変動に男の認識が間に合っていない。その隙に首の後ろに回られて、ドスンと一撃。走馬灯に馳せる暇も無く即死する。 神姫にプリインストールされているロボット三原則などイシュタルにはあってないようなものだ。人間にとっての憲法や法律と同じもので守る必要が有ると思えば守るし破っても構わないと思えば平気で破れる。 「…ふむ」 イシュタルは崩れ落ちる人体に巻き込まれる前に着地。神姫である自分にも罪悪感なるものが存在するのか殺めた手から後味の悪い感触が伝わっきたが、大したものでもないので無視する。 それよりも次はどうするか。残り二人とその神姫達は皆殺しにするのなら一人づつ静かに消していくのが効率的だ。全身から電磁波を飛ばしその反射波をレーダーとして建物の中の構造と人物と神姫の動向を把握する。 キッチンで女が調理をしている。リビングで男が飲食している。玄関にフォートブラッグ型と紅緒型が将棋をしている。洗濯機の前でジュビジー型がアタフタしている。小部屋でムルメルティア型が射撃訓練をしている。冷蔵庫の近くでストラーフ型が食材を運んでいる。小皿に乗せたコーヒーカップを持ったエウクランテ型がこちらに向かっているので急いで駆け出した。 「マスター、コーヒーを持ってきました」 出会い頭にエウクランテ型をボールペンで殴打。小皿とカップを奪い取り音を立てさせないよう床に転がした。エウクランテ型は混乱しながらもイシュタルを認識し後方に跳びながら体勢を立て直す。 「貴方一体どうやって…いやそれよりも、貴方、マスターに何をしたの!?」 自分と大差ないストラーフ型の向こうに何倍も大きな人影が倒れていた。身動きどころか呻き声すらも上げないマスターの姿は否が応でも嫌なものを連想させ、それを振り払うように声を張り上げる。 「君のマスターは『君の仲間に』殺された」 イシュタルは嘘を吐くと同時にイシュタルはエウクランテ型に接近し押し倒した。首を絞めコアとCSCの接続を捩じり切る。 真実を教える必要は無い。大事なのは相手が全く想像していなかったことを言い放って、その意味を考えさせる事だ。一瞬の隙が致命傷に繋がる場において口先三寸ほど有効なものは無い。 電磁波を使ったレーダーで今のエウクランテ型の大声を聞き付けた人物は居ない事を確認する。 「マスターを苦しめた武器を私が使う事になるとは」 流石にボールペンは取り回しが悪いので物言わぬエウクランテ型からエウロスとゼピュロスを拝借した。そして誰にも見つからないように音を立てず隠れながら自分のCSCが発する電磁波の周波数も書き換え対神姫センサーにも引っ掛からないように移動。先ずは誰とも一緒に居ないムルメルティア型だ。 確か向こうの神姫には自分と同じストラーフ型が居た、それを利用させてもらおう。表情の違和から別の神姫だとばれないよう俯きながら如何にも悲しい事が起きた後の様な重い足取りでムルメルティア型が居る小部屋に侵入する。 「おぅ、ストラか。…どうした、またマスターに怒鳴られたのか?」 「そうなの…マスターが…」 ムルメルティア型は気付いていない。イシュタルはちょっと自分を褒めたくなった。それを抑えて可哀想なストラを演じながらも何も言わずにムルメルティア型の胸に飛び込む。 「しょうがない奴だなぁ。今から一緒にヂェリカンを飲もう。愚痴を聞いてやるから」 気の良いムルメルティア型の胸にそっと手の平を重ね、微弱な電気をエネルギー供給路に流し込み強制的に停止させた。 「おっと」 自我を失い崩れ落ちるムルメルティア型を床に降ろして胸のハッチを開きCSCに電磁波を利用したハッキングを仕掛ける。 手から発する電磁波の周波数を調整、イメージとして自分の手をクレイドルに、素体をパソコンに変えてムルメルティア型に自分のAIをインストール。セーフティを外す為に正規のセキリュティソフトが取り除かれていた御蔭で楽に侵入出来た。バックアップをクラックしオーバークロックを掛けてメモリに過負荷を与える。全てを書き換える必要は無い、とりあえず自分以外のものは全て倒すべき敵であると錯覚してもらえればいい。 エラー、バグ、メッセージ、レジストリの抵抗を一切踏み躙ってムルメルティア型のAIをそういう風に作り変える。自分一人で全てを倒すのは大変だが二人、それも敵の仲間を裏切らせたとなれば敵に対する衝撃は大きく殲滅作戦も遣り易くなる。 僅か五分足らずでハッキングを終え、再起動させらたムルメルティアの眼には光が無く、そこに居るのはイシュタルの命じられるがまま動く人形だった。 「派手に暴れて来い」 「了解、マスター」 ムルメルティア型には自分の武装を装着させてからリビングに向かわせ、その後ろをイシュタルは誰にも見つからないように隠れながらもついていく。 リビングでソファに腰掛けていた男は酒を飲んでいた。飲み始めてから随分経っているのかアルコールの臭いが充満していて自分の神姫を見る視線にも焦点が有っていない。直ぐ近くで起きた異変もそこに倒れている仲間の死体にも気付かずまだ大物を捕らえた達成感に酔っている。 「ぁー? 今日くらいはいいだろぉ、なんたって大物を捕まえたんだからなぁ」 酔いの所為かムルメルティア型に砲口を向けられても、それはただの威嚇だと思っていた。しかしその予想に反し3.5mm主砲は唸りを上げ徹甲弾が酒に蕩けた目玉を四散させる。 「ウギャァァアアアアアア!?」 自分のマスターの悲鳴を気にも留めずムルメルティア型は接近し鋼芯を叩き込んだ。元々最大級の火力を誇るそれは違法改造によって最早人を殺傷出来る凶器と同義であり易々と人肉を食い破って内臓に風穴を開ける。 血の噴水に床が汚され自らを赤く染め上げてもムルメルティア型は止まらない。生存本能に振り回された両腕を無視して人体に穴を開ける作業に没頭する。肝臓と腎臓が穿たれ激痛にのたうちまわり、とうとう左胸の上に標準が合わせられたところで、 「何やってるんだよ、ルーティ!」 悲鳴を聞いたストラーフ型の放ったウラガーンに妨害され玄関に居たフォートブラッグ型と紅緒型、洗濯機の前でアタフタしていたジュビジー型も駆けつけた。全員、只事ならぬ事態を感じ取っていたのか武装している。 「クレナイは田西さんとクウを呼んできて! 念の為、ユーは僕のマスターのところに!」 「心得た、直ぐに戻ってくる!」 「分かりました!」 ストラーフ型の指示によりジュビジー型はキッチンに向かい、紅緒型はイシュタルが居る方に向かい、残ったストラーフ型とフォートブラッグ型が暴れ回るムルメルティア型に応戦する。 イシュタルは壁の上に立つことで紅緒型から見つからないようにやり過ごし音も無く紅緒型の背後に降り立つと振り向かせる暇も与えず首を掴んで中の回路を捩じり切った。 残るは洗脳したムルメルティア型と戦っているストラーフ型とフォートブラッグ型と、キッチンから動こうとしない女性とそれを護るジュビジ―型。建物の中を調べられ自分達の犯罪行為の証拠を見つけられる事を恐れてか警察や救急車を呼ぶ気配は無い。それはイシュタルにとっても好都合な事なので恐怖で気が変わらない内に女性とジュビジー型から始末することにする。 「大丈夫ですよ、マスター。きっと畑野さんなら無事です…」 キッチンではジュビジーがリビングの惨劇を己のマスターに教え、慰めていた。女性は神姫達に任せれば大丈夫だからと自分はキッチンの隅で縮こまっていることを選んだようだ。キッチンの出入口から女性とジュビジー型の居る場所までは大分距離が有る。 ムルメルティア型にしたように仲間のストラーフ型の振りをして近付くことも考えたが、武装の有無から怪しまれるかもしれない。出入口からジュビジー型を操作することも出来るが遠距離から神姫を操るなると自分のバッテリーを大量に消費する上に命令から行動までにタイムラグが生じ女性を逃す可能性も有ると判断し真正面から堂々と忍び込んだ。 特に神姫であるジュビジー型には一瞬でも見られてはいけないので特にそれを気にしつつ少しづつ接近していく。勿論、リビングでの戦況の把握も忘れない。ムルメルティア型があっさり負けてしまわないよう祈りながらも物陰から物陰に移動し壁を這い蹲って天井を走り、数分掛けて何とか彼女達の真上の天井に立つ。 ゼピュロスを投げ一人と一体の視線がそちらを向いている内に落下、女性の首筋に着地して振り返りながらも一閃。エウロスの刃で頸椎を切断し、混乱と恐怖の中で絶命させた。 「なっ、貴方は…っ!?」 ジュビジー型の驚きを余所に問答無用でCSCを狙い突くも、エウロスは固い装甲に遮られる。 「無駄です!」 「そうかな」 ならばもう片手での正拳突きを繰り出した。これも装甲に止められたが問題は無い。拳から装甲を通してジュビジー型のCSCに電磁波を流し込むことで強制的に停止させ、今度こそCSCを貫いた。フィクションの拳法に頑強な鎧を着た相手に自分の気を通してダメージを与える鎧通しという技が存在する。神姫であるイシュタルは機械の動力である電気を気の代わりにすることで神姫流の鎧通しを編み出していた。 「さてと」 一人と一体を暗殺した後でもリビングでの戦いはまだ続いている。人間の方は皆殺し終えたのだからもう隠れる必要は無いと判断してイシュタルは堂々とリビングで姿を見せる。ムルメルティア型のオーナーだった男は出血多量で死んでいた。 「な、お前は…っ!」 ムルメルティア型は大分傷付けられていたが致命的という程でも無さそうだ。イシュタルは安心して近くに居た、又同型と言う理由でストラーフ型に襲い掛かる。エウロスの刃先を副腕で持ったグリーヴァで受け止め両手に持ったコートとコーシカで突き出された腕を斬り落そうと振り上げたがイシュタルは斬撃より一歩早く腕を引いて、ならばと繰り出された追撃の回し蹴りも脚が胴を捕らえると同時に衝撃と全く同じ方向に跳ぶ事で完全に威力を完全に殺しつつも距離を取った。 着地し無防備になったその瞬間を狙いフォートブラッグがイシュタルを狙撃しようとしたがムルメルティア型によって妨害される。操られた3.5mm主砲が仲間の足を引っ張った。 「くそっ、とっとと目を覚ませ! お前の相手は俺じゃねぇだろぉ!」 ストラーフ型がロークのガトリング銃口を突き付けた先にもうイシュタルはおらず、瞬間すぐ間近にまで迫っていた。放たれた拳がストラーフ型の胸に当たる寸前で副腕で受け止められるが、それなら副腕に触れる手から電気を流し込む。本来ならこのまま先のムルメルティア型、ジュビジー型と同じ運命を辿るはずだったストラーフ型は何と直感で嫌な気配を感じ取り電気がCSCに至る前に副腕を強制排除することで逃れた。 「ほぉ」 理由は分からないが、よくぞ破った、流石は自分と同型と口には出さないが自画自賛。自分の必殺技が破られたところで平静は揺るがない。イシュタルは蛇行しながら走ることでジーラヴルズイフの狙いを乱し格闘戦に持ち込んでエウロス一本でコートとコーシカの二刀流を相手に圧倒する。改造と非改造の性能差を埋めて凌駕する技術と経験の差がストラーフ型を追い詰めコーシカが弾き飛ばされた。大袈裟に距離を取ろうとしているストラーフ型をつまらなさそうに笑う。 「弱いな。そんなだから、自分のマスターさえ守れないんだ」 「…!」 平静を保とうとしていた感情の琴線がピクリと動いた。 「一体マスターに何をした!」 「殺した。そこに死体があるぞ、見てくるか?」 「…貴様ァァッァアア!」 まるで明日の天気でも話しているようなその口に目掛けて、過剰負荷を掛けてでも一瞬でブースターを最大出力にまで噴出させ防御も何も考えない特攻を仕掛ける。触れれば何もかもを壊してしまいそうな純粋な憤怒、確かにそれを真正面から受け止めるのは恐ろしいがそういうものほど折り易いものは無いことをイシュタルは知っていた。 だから身を屈めるだけでも容易く無防備な真横を取ることが出来、エウロスの切っ先でストラーフ型のCSCを貫く。 エウクランテ型を嵌めた時とは異なり今度は嘘を吐かなかった。不安は心を揺らがせ怒りは眼を曇らせる。言葉責めは戦闘の常套手段だ。尤も、スポーツマンシップに反するので公式の試合では使えないのが玉である。 兎にも角にも残るはフォートブラッグのみだがそれも直ぐに決着が着いた。 「くそっ、くそっ…くそぉおおっ!」 ムルメルティア型を盾にしたイシュタルに力押しで接近されフォートブラッグ型は成す術も無く殴り壊される。今際の断末魔がフォートブラッグに出来た唯一の抵抗だった。これでビルの中で動くものはイシュタルとムルメルティア型だけになる。そのムルメルティア型も自由意思は存在しないのだから実質はイシュタルのみ。 後始末をしなければならない。三人も殺せば自分の廃棄処分は免れない事は理解しているのでそうならないよう今の状況に細工を加える必要がある。 「止まれ」 「了解、マスター」 命令に従って自ら停止するムルメルティア型を再びハッキングし最後の役割を命じる。警察はこの殺人事件調査する際、真っ先に神姫のメモリを閲覧するだろう。それを見越してムルメルティア型のAIとメモリを「度重なる違法改造で狂ってしまった」と書き換えて、この惨劇の犯人に仕立て上げさせようとしていた。 やや苦しい言い訳だが上手く騙し通せる自信が有る。改竄された形跡を残さないと言い切れるのも有るが、何よりも証拠が無いからだ。神姫に指紋なんてものは無いし頭髪にしても同型が居る。電磁波を使ったソナーでカメラが無い事も確認済みで唯一の手掛かりは神姫の中身だけ。 そして最後にして決定的な証拠である自分自身の記憶でさえも問題は無い。ムルメルティア型のAIとメモリの書き換えを終えたイシュタルは最後の仕事として自分の胸元に手を置いた。「自分自身の心と記憶を書き換える」。ここでやったことの記憶を全て消せば自分はただの被害者であり人間を攻撃出来ないノーマルの神姫だ、オフィシャルもそれは疑わない。 薄れゆく意識、失っていく記憶、消えていく自我の中、殺人姫は満足げに微笑んだ。
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「いやぁ君が噂の四加一樹君かぁ! うんうん、男の子版不思議の国のアリスともなると抱き心地もやっぱり特別な気がするねぇ」 「やっぱりデストロンとか抜きでもこの人変態だぁ~!?」 「もうお父さん、誤解を招くようなことしないでよ!みんな見ているのに恥ずかしいじゃない!」 太陽系全体を巻き込んだ一大騒動が集結し、地球防衛軍本部であるビルドベースに帰還した一同。 事態が分からないまま途中から同行した四加一樹は、真田長官と会いようやく事情を落ち着いて聞くことができた。 いきなり頬ずりしながら抱きつかれ、 良くも悪くも緊張感は腑ぐれたが、話の内容はもちろん真剣なものである。 そして一樹は一つの選択を迫られた。 第13話「イリーガル・ガイ」 ロディマスに乗りこみ街を散策した一樹はつらい現実に向き合った。 並行世界、あちらの世界でメガトロンが喋っていたこととはいえ、与太話の類だと一樹は思っていた。 しかし三月と共にロディマスに乗って街を周り、 両親までもが自分のことを知らず気味悪がるに至り、認めざるを得なくなった。 そもそも先の騒動で月で闘っていたロボットたちは、 どれも元の世界で一樹にしか見えなかったビジョンの中に映っていた顔ぶれだったのだ。 かつて自分が変人扱いされた理由であり、自分の趣味であるネット小説の題材にもしていた世界は、 今目の前にあった。 「先輩は……どうしてロボットのパイロットになったんですか?」 「もちろん元の世界に戻るためよ、君を探す間ロディマスも私もただの無駄飯食らいってわけにもいかなかったのもあるけど」 元の世界に戻るためには、とにかくまずは真田長官を研究に専念できるような世界情勢にすることが不可欠だと一樹に語る三月。 もっともファザコン気味な三月が父親の役に立ちたくてこの場にいることは付き合いの浅い一樹にも容易に推測できた。 もし君もパイロットになるのなら、と真田長官はコアロボットについての説明を一樹に始めた。 地球防衛軍保有のコアロボットは、そもそも螺羅博士に持ち逃げされた遺跡にあったオリジナルのレプリカである。 その総数は今まで大空魔竜と共に各地で戦った三月の赤い2号機を含めて3機。 残りの2機、一樹がなりゆきで搭乗した「ハルツィーネン」と勝手に名付けていた白い機体は1号機、そして青い機体が3号機だ。 青い3号機に乗るのは遺跡に唯一眠っていたという異星人の少女、通称D。 ただしオリジナルの体の損傷の激しさから真田長官と司馬博士が共同で開発した仮の器に意識を移植している。 彼女とその愛機は先のノーザ戦での大破以後実戦から遠ざかっていたが、今後は三月と同じく大空魔竜への出向が決まっていた。 そしてもう一人一号機の本来のパイロット、弥生・シュバエルは一樹収容の時、 大空魔竜の医務室で治療を受け現在快方に向かっているが、もうコアロボットを動かせそうにはないらしい。 一樹は自分の意思で彼が言うところのハルツィーネンを引き継ぐかどうかを問われているのだった。 ロボットの操縦には興味があったが、戦争に参加するのは民間人である一樹には怖かった。 ひとまず保留してもらい、一樹は地球防衛軍の活動を当面見学させてもらうことにした。 一樹と並ぶ突然来訪したビッグゲストと言えばあちらの世界のサイバトロン総司令官コンボイである。 先行して地球防衛軍に協力していた部下、 ロディマスとウルトラマグナスの労をねぎらった彼は、グランドコンボイとの歴史的会談を行った。 こちらの世界を脅かすメガトロンや他の脅威に対し、2つの世界のサイバトロンは一丸となって地球防衛軍をサポートすることになった。 もちろん元の世界でTFたちの諍いに巻き込まれた一樹と三月へのお詫びとして 一刻も早く戻れるよう発明家であるホイルジャックらに真田博士の研究を時間を見つけて手伝うように要請した。 今回の事件で地球圏に広がったTFへの一般民衆の恐怖感は想像以上に大きい。 N.E.S.Tの結成は言うに及ばず、ブルーコスモスはここぞとばかりにTF排斥運動を扇動している。 異星人排斥の気運を戦端を再び開いたプラントのコーディネーターたちへの嫌悪感と結びつけようというのも狙いの一つだろう。 ブルーコスモスの影響下を受ける連邦政府もこの流れを無視できず、 サイバトロンと繋がりの深い地球防衛軍に監督官たちを送りこんできた。 その中にはグランドコンボイらと深い交流を持つアレクサらの姿も見えたが、 多くはTFに対して好意的な感情を持っていないようだった。 前途多難なサイバトロン同盟……、 それを眺めるこの場の唯一体のデストロン、アイアンハイドの心中は穏やかなはずがなかった。 土星圏の危機を知らせてくれたイオラオスらの要望もあり、グランドコンボイがアルゴノートのセイバートロン駐留を快く引き受けた頃、 ようやく連日の泊まり込みの激務から解放され 自宅のリビングで三月やロディマスら居候と共に晩餐を取っていた真田長官だったが…… 「このくそ忙しい時に限ってあいつは。 螺羅の阿呆め、少しは空気を読めというに」 テレビの電波をジャックし、お茶の間に流れてくるカミングスーンの予告。 けばけばしい格好のミス・ラ―が性懲りもなく宣言する今回の指定地域、 それにはよりにもよって地球防衛軍本部ビルドベースが含まれていた。 指定日当日宙は、カミングスーン開始前に最近ビルドベース近辺の湖で時より観測されている不審な磁気反応を1人探っていた。 特殊な磁気反応はハニワ幻人の持つ特徴なのだ。 ただでさえビルドベースがカミングスーンで狙われるという前代未聞の事態に、邪魔大王国とダリウスの連合にまで攻めてこられては溜まったものではない。 仲間たちに黙ってきたのは、1人になって少し改めて考えたいことがあったからだ。 思えば父が一度死にマシンファーザーとして現れてから激動の日々が始まり、ゆっくりと親子で話をする機会もなかった。 今回のカミングスーンも例の銅鐸とやらを求めての指定だったのでは、 という考えが頭によぎって今日の戦いが終わったらなんとしても親父を問いただすと決意をした時、異変が起きた。 静かだった湖面が急に荒れ出したのである! 飛びこんで何事か確かめようとした宙は、 湖底を進む巨大な何かにぶつかりそのまま気を失ってしまった。 迫りくる螺羅帝国のエンシェントアームズ軍団を必死に駆逐していく地球防衛軍の面々。 数度のカミングスーンへの参加でこの遠隔操作で動く敵兵器への対応を大体のメンバーが慣れてきていたのだが、 如何せん今回は敵もこちらの拠点のある地域を手に入れることが目的とあって気合の入り方も違う。 敵の後方ではミス・ラ―が直接戦いを眺め、遠隔操作する部下に指示を出している。 螺羅側も螺羅側なりに先の騒動で太陽系ののっぴきならない状況を自覚し、本格的な地球圏統一に乗り出したということなのだろう。 そんな中重要な戦力であるジーグを探すため 戦闘以外なら、と協力を申し出た一樹とその護衛の三月が戦線を離れる。 宙のパートナーである美和も捜索に出ようと発進しようとした時、 突如数体のハニワ幻人ガルガが水しぶきと共に穴をあけビッグシューターの発進通路に出現した! 宙と接触した巨大な何かはこのガルガの一体だったのだ。 ビルドベースの地下格納庫から湖まで延びる長大な発進通路は 今やガルガ達や後に続く他のハニワ幻人、ハニワ兵士とドロイド兵ら白兵戦要員に占拠されてしまった。 今回の奇襲を仕切る邪魔大王国の幹部ミマシは上機嫌で、 イキマとアマソに俺にだって頭を使った作戦の一つや二つできるのだと自慢していた。 基地の警備という自分の仕事に専念するため、すぐ近くで戦っていたアイアンハイドと 彼を信用せず見張っていたロードバスターの凸凹コンビがすぐに駆けつけてくれたおかげでビルドベースはなんとか持ちこたえていた。 エンシェントアームズを払いのけ、他の面々も発進通路の守りに入っていく。 だが今回の邪魔大王国の作戦は何時になく巧妙だった。 なんと突破されていないはずなのに 今度はビルドベース内に新手のハニワ幻人が現れ暴れ始めたのだ。 地下から来た同胞に付着していた小さなアメーバ―らしきもの、 ハニワ幻人ヌメメがまんまとビルドベースの中までもぐりこみ、元々のサイズに巨大化したのだ。 司令部のある部位は緊急避難機能で咄嗟にビルドベースから切り離されたが、そこに含まれていない重要施設こそが敵の狙いだった。 マシンファーザーの安置されたコンピュータールームに一目散に向かうヌメメを阻めるものは居らず、為す術もなくコンピュータールームは破壊されてしまった。 憐れ司馬博士はまたもや邪魔大王国の手でその命を散らしてしまった。 「ハニワ共め、よくも2度も父さんを……!! ミッチー、ジーグバズーカで敵討ちだ!」 三月たちに発見され、意識を取り戻すや否や全速力でバイクを走らせた宙は父の惨状を見せつけられた。 怒りに震える拳を合わせ、 一気に鋼鉄ジーグに変身し まだ試したことのなかった父の形見とも言える新兵器ジーグバズーカでヌメメを吹き飛ばす。 そのまま鬼神のごとくハニワ幻人を粉砕していくジーグ。 だが幾らハニワ共を砕こうと彼の無念は晴れはしなかった。 一方ビルドベースの惨状に呆然としていた一樹のコアロボット1号機は、 運悪く生き残りのエンシェントアームズたちに取り囲まれてしまう。 負け試合ならせめて相手に損害を残そうと判断したミス・ラーが隙だらけの機体を標的に選んだのだ。 通常の操縦は三月以上の筋の良さを持ち 初陣となった先の戦闘では見事敵を撃墜した一樹だったが、いきなりの集中攻撃を受けパニック状態になった。 咄嗟に一樹を庇うため三月が割って入ったものの、今度はコアロボット2号機が敵に鷲掴みにされ蛸殴りにされてしまう。 「た、助けて……」 その時三月の弱弱しくなった声に反応し、戦闘不能になっていたコアロボット1号機が独りでに再起動する。 「な、なんだ……?助けに行くのかハルツィ―ネン? いや違う……僕だ、僕の意思で助けようとしているんだ!うぉぉぉ!!」 恐怖を抑え込みただ三月を助けるためだけに 初めて自分の明確な意思で敵に立ち向かっていく一樹。 迫りくる敵のミサイル攻撃を潜り抜け、見違える動きで敵の生き残りを駆逐していく。 残りの敵を片付けた味方も加わり、エンシェントアームズの死にぞこない達はあえなく全機破壊されたのだった。 半壊した愛機から脱出した三月は、少しはやるじゃないと一樹に笑顔を向ける。 一樹を巻き込んだ責任から彼を守ろうと気負っていた三月。 自分の助けがなくともやっていけそうなことに少し寂しさを覚えた時、視界にコールサイン(降伏の合図)を送り徹底していくミス・ラ―が映った。 「本当趣味の悪い格好の女ねぇ……」 父を再び失い涙にくれる宙、周りもかける言葉が見つからなかった。 しかし真田長官はマシンファーザーが健在であると断言した。 改めてコンピュータールーム跡を調べた結果、マシンファーザーの搭載されていたメインコンピュータの残骸が一切なかったのだ。 もしかしたら邪魔大王国は破壊すると見せかけてマシンファーザーを持ち去ったのかもしれない。 同じように父を捜すダイヤらに励まされ、宙は父を取り戻すことを固く決意した。 そして再会の暁には、今度こそ自分の体の秘密を包み隠さず話してもらうつもりだった。 気絶していた数時間の間、宙は湖の中にずっと沈んでいたのだ、 自分の身体は異常だ、今度こそ宙は確信していた。 一方、一樹もまたパイロットになることを真田長官に申し出ていた。 無理強いはしないよ、と念押しする真田長官に対し、 怖い目にもあったがそれ以上に目の前で誰かが危険な目にあうのをを放っておく方がつらいと答える一樹。 こう言われては真田長官も彼の地球防衛軍参加を認めざるを得なかった。 なおしゃべる愛車を抜かせば、ちょっと微妙な関係の娘と2人で一つ屋根の下で暮らすことに困っていた真田長官が 一樹を3人目の居候に迎えた為に 一樹のラブコメチックな毎日が始まってしまうのだが、それはまた別のお話である。 マシンファーザーを奪った相手、それは実は邪魔大王国ではなかった。 ヌメメの攻撃の衝撃でフリーズ状態が続くマシンファーザーを見つめる全身甲冑の怪しげな人物。 邪魔大王国の同盟者、ダリウスの誇る四天王の一人南方将軍プロイストである。 ダリウス側は今回の作戦をビルドベース壊滅作戦として立案だけして、実際の作戦は邪魔大王国に丸投げしていた。 ミマシは自分の作戦と言い張っていたが、全てはプロイストがお膳立てしたものだったのである。 だがその真意はマシンファーザーを破壊に見せかけ、邪魔大王国すら欺きまんまと連れ去ることにあった。 「こちらの戦力をほとんど貸さず、同盟相手の心証を悪くしたかもしれんな。 まあいい目的は果たした……」 エコーのかかった機械の様な声が静かに部屋に響く。 普段あえて他の3人より目立たぬように心がけるこの鎧の怪人物の思惑を知る者は今はまだいない……。 前へ フローチャートに戻る 次へ チェックポイント サブタイトル 前回の執筆者の方の希望では「闇に包まれる宇宙」 でしたが、 前回の流れから一度デュアルの主人公に重点を置いた話を作るほうがいいだろうと判断し、デュアル3話のサブタイトルを拝借。 12話の方申し訳ありませんでした。 コアロボットの解説 いい機会なので原作知らない人に一樹と一緒に改めて要点を押さえてもらおうとまとめてみました。 一応前にもあった解説と多少被るので要らなかったかもと今更後悔。 Dはよくよく考えたらちゃんと大空魔竜の方に出向していなかったと思ったので正式加入させました。 TFを取り巻く状況 アレクサを地球防衛軍側に居続けさせる理由づけをしておいたので、これで幾らでもナイトスクリームとのイベントねつ造し放題? アイアンハイドに関してはもうすぐ復活するであろうスパリンガルバトロン復活で元の上司の元に帰る前に 気まじめな性格のせいで板挟みになっているよって描写が欲しかったのでちょっとだけ出番を与えました。 まあ原作通り若いロードバスターが因縁つけているんで別離の時はここら辺の関係掘り下げてみたいですね、 ついでにアイアンドレッドに生まれ変わってからのサイバトロンとの絡みの無さも解消したいところ アルゴノート とりあえず身の置き場がそろそろ必要だろうと思ったので、セイバートロン星に駐留してもらうことにしました。 これなら必要に応じて地球との間行き来できるので悪くはないかなと。 イオラオスらは当面この時代のことを知るためにも出向という感じで。 ボロボロになったビルドベース 今回でかなりボロボロになったので、今度からはもうすぐ完成するエネルゴングリッドで防御は完璧になるオーシャンシティあたりにお引っ越しかも。 もちろんそのままビルドベースに留まってもいいのでそれは今後の作者さんの判断で。 ハニワ幻人 今回使ったハニワ幻人はガルガとヌメメの2種類。 それぞれ原作11話、18話に登場。 共にビルドベースの直接攻撃に使われたハニワ幻人ということでチョイス。 ガルガの方はスパロボにも出てきた4足歩行の奴です。 攫われたマシンファーザー 当初の予定ではイオラオスのテレポート能力で救出される予定でした。 「私にいい考えがある、イオラオス、君ののテレポート能力を貸せ!」 「私の能力を?一体何をしようと?」 「いいから貸すんだ!」 といった具合で初代TFでのランボルから無理やりロケットブースターを借りるコンボイ司令官のネタを入れようかなーと。 ちなみに原作では借りた後、ごく普通に攻撃され何もしないままあえなく墜落して、コンボイは心配して駆け寄った部下になぜかマジギレします。 とりあえずプロイストは古代ダリウス人と銅鐸を残した古代文明の関係を知っていて、自分の為に役立てようとしている感じです。 三月とミス・ラー ミス・ラーはこの世界における三月。 向こうの真田長官の奥さんがこっちでは螺羅博士と結婚しているために、今のところ三月は一樹と一緒で自分はこの世界に存在しないと思っています。 ミス・ラーの方はケバい衣装と化粧を脱ぐと、素に戻って家庭的なお姉さんになります。 次回 そろっとZナイトを起動させる話がいいかな、などとも思ったのですが 先にマリンカイザー出しておくべきだろうし一旦置いておくべきかなと思いサブタイトルは保留させていただきました。 すぐにマシンファーザー救出の流れをやるなら、 前から意見の出ていたいろんなキャラの父と子の話にスポットライトを当てる話にするといい感じかもしれません。